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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第161回 プロゲーミングチームのファンミーティングが大盛況。「東京eスポーツフェスタ2025」レポート

マイナビニュース / 2025年1月21日 10時0分

決勝戦では、予選1位だったSK選手が初戦でいきなりゲームオーバーとなりピンチに陥ります。しかし、2戦目で一気に追い上げ、1位に返り咲きます。そして3戦目もしっかり取り切り、優勝を決めました。昨年に引き続き、eフェスでプロ選手が誕生しました。

『モンスト』部門は、2人1組でチームを組んで対戦します。スイスドロー方式の当日予選を行って32組を選出してから、BO1のシングルエリミネーションのトーナメントを行います。

ベスト4、準決勝以降はステージ上での対戦となり、ここからBO3形式になります。大会はプロ選手も参加していましたが、ベスト4に残ったプロは、「どんどんススムンガ」のぴよまる選手と「きまぐれクリティカル」のらせつ選手が組む「白子町代表」の1チームのみでした。

決勝戦は、プロチームを下した「友クリもちスピア」が先手を取りますが、ここから2本連取した「魔境」が逆転優勝しました。

なお今回、準決勝第2試合と決勝戦で通信の切断があり、やり直しが発生しました。ルール上、故意の切断でないかぎり、状況にかかわらず、やり直しとなるのですが、準決勝の通信切断は、最終局面に発生したこともあり、やり直すにしては厳しい状況にあったと言えます。

「白子町代表」が大きくリードし、1周回すくらいの余裕があったにもかかわらず、切断でやり直しとなり、再試合は「友クリもちスピア」が勝利しました。

勝ち確とまでは言いませんが、逆転は難しい盤面だっただけに、勝利した「友クリもちスピア」も心から喜べない勝利となりました。

切断はほかの試合でも起きてしまうことなので、仕方ないとはいえ、ゲームの進行率が、例えば、切断されたときの状況が、試合進行率70%以上あり、相手チームとの差が大きければ、その時点で優勢だったチームが勝利するように判断してもいいのかもしれません。

このままのレギュレーションを続けるのであれば、優勢のチームは切断が起きる前にできるだけ速くクリアする、安全策は悪といった状況になりかねません。これは運営も望むことではないでしょう。

以前、eモータースポーツのピットイン禁止の大会で、最終周でピットインしたために全員が失格になるケースを目撃したことがあります。やり直しを含めて検討されましたが、結局、そのままの順位で試合は終了しました。

すでに20分以上時間をかけ、さらに20分以上のレースを行うのは、大会としても難しいと判断したのでしょう。やり直しは大会の長時間化にもつながりますし、MIXIには新しいレギュレーションで大会を運営してくれることを期待します。

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