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自分には特別な価値がない? ビジネスパーソンの行動を制限する5つの思い込みとは

マイナビニュース / 2025年1月22日 11時2分

画像提供:マイナビニュース

「行動することが大事」とわかっていても実際にはなかなか動き出せない、という方は意外と多いのではないでしょうか? 行動力がないと悩んでいる人には、行動を制限してしまう、共通する5つのメンタルブロックがあるといいます。一般社団法人プロティアン・キャリア協会 代表理事の有山徹さんの著書『なぜ働く? 誰と働く? いつまで働く? 限られた人生で後悔ない仕事をするための20の心得』(アスコム)より、一部をご紹介します。

○(1)いい大人だから一人で考えないといけない

自分で考えて決めないとダメ、というのは結構ありがちな思い込みです。多くは人との出会いや会話を通じてなんらかのきっかけをつかんでいます。

20年勤めた会社で今後に悩んだAさんは、副業が解禁になったところですぐ友人に相談しました。子どもの教育に関わりたいと思っていたため、幼児教育に携わっている友人に「何か一緒にできない?」と話をしてみたそうです。

すると、その友人の知り合いがちょうど幼児教育の会社を立ち上げるところで、Aさんを紹介してくれました。その結果、興味のある領域の副業を開始できたといいます。

また、かつてAさんが転職をしたときにも、親しい友人に自分の状況を相談する中でキャリアコンサルタントを紹介してもらったそうです。

誰かに相談するときは自分の意思や意見がないといけないとか、恥ずかしいとか思ってしまいませんか?

でも実際にはそんなことはなくて、わからないとか、悩んでいることを素直に打ち明けてみると、意外とスルスルと悩みがクリアになるものです。

家族や友人に「ちょっと聞いてくれない?」といって話をしてもいいし、あえて利害関係のない人に聞いてもらってもいいでしょう。
○(2)なるべく多くの情報を精査しないといけない

これも、非常にありがちな思い込みです。今の時代、情報はいくらでも集められますから、後悔したくないと思えば思うほど、調べることに熱中してしまいますよね。商品一つ買うにしても、レビューを読んだり紹介動画を見たり、Xで感想を調べてみたり。そうこうしているうちに他の商品が気になったりして、結局買わない……なんてこともあります。

もう一つこんな報告もあります。

オランダにあるラドバウド大学の心理学者ダイクスターハウスが行った実験では、熟考したグループと短時間で決めたグループとでは、短時間グループのほうが正答率が高かったそうです。

少し端折って紹介しますが、実験は4台の中古車から当たりの1台を選ぶものと、サッカーの試合の勝敗を当てるものと2種類で行われました。

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