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マイナス15度の極寒の中、北海道の美瑛町で「雪中自転車耐久レース」の熱い戦いを繰り広げた

マイナビニュース / 2025年1月24日 6時11分

画像提供:マイナビニュース

札幌在住の筆者の自転車歴は9年目を迎える。普段はグラベルロードとマウンテンバイクを愛用し、通勤にはシングルギアのクロスバイクを使用している。

旅と冒険をテーマに活動を続け、昨年は「ニセコグラベル」にも参戦した。

春から秋にかけてサイクリングで得た体力(脚力)を、冬の間の自堕落な生活で失うのはもったいないと、グラベルロードにスパイクタイヤを装着し雪道を走り始めた。

それがきっかけとなり、4年前の大晦日には稚内市街地から宗谷岬までの約30kmを吹雪の中で走破することができた。

雪の降らない地域で生活している方は、「そんなことが本当に可能なのか」と思うかもしれないが、実際に可能である。

今回は、雪道自転車の経験を積んできた筆者の実力がレースでどのくらい通用するのかを試すべく、「第4回びえいスノーサイクルフェスティバル120分耐久レース」に参戦した。その模様をお伝えしたい。
第4回びえいスノーサイクルフェスティバル120分耐久レース

レースは、ソロ部門(男子、女子)、チーム部門(男子、女子、男女混合、ファミリー)、e-bike部門と分けられており、今回はチーム部門(男子)に2人でエントリーした。チームの相方はニセコグラベルでも一緒に走った仲間のM田君である。

今回、M田君を誘った理由は単純である。「このレースで勝ちたい!」という欲が芽生えたためだ。

M田君の脚の強さはニセコグラベルで目の当たりにして確認済みであり、なんとも他力本願ではあるが、彼となら表彰台を狙えると考えた。

また、彼が走っている間に取材に集中することができるという、一石二鳥の狙いもあった(都合の良いことを考えている筆者)。
今回使用する自転車はコレ!

本来は上の写真にある筆者所有のMTBで出場するつもりだったが、大会2日前のまとまった積雪でコース状況にやや不安を感じ、札幌の自転車店「SLOG BIKE SHACK」の熊谷君の協力を得てファットバイクをレンタルすることとなった。

雪で路面が柔らかくなればなるほど太いタイヤのほうが有利である。

ちなみに私のMTBのタイヤの太さは3.0インチ、ファットタイヤは4.3インチとなりエアボリュームもたっぷりと稼げるので悪路での衝撃吸収性も断然高くなる。

相方のM田君も自身が所有するファットバイクを持ち込む予定だったのだが……。
想定外のトラブル発生!?

まだ日が上らない午前4時30分、札幌の自宅を出発し、レース会場である美瑛町を目指した。気温はマイナス9℃と厳しい冷え込みで、市街地を離れるにつれてさらに冷え込むことが予想された。

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