Dellが製品シリーズの命名規則を大刷新。圧倒的にシンプルでわかりやすくなった新製品を見てきた

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製品サービス名称をDellブランドに一本化。パソコンは9種類にカテゴライズ

デルテクノロジーは2025年1月22日、法人向けノートパソコンの発表会を開催し、CES2025で発表されている製品の一部を日本市場に投入すると発表しました。

説明会では、デル・テクノロジーズ株式会社 マーケティング統括本部 クライアント製品ブランドマーケティング部長の佐々木邦彦氏が、製品ポートフォリオの変更の説明を行いました。

デルは元々カスタマーエクスペリエンスをシンプルにすることを是としており、過去4年間に13000件以上の調査により「人々が強く認知しているのは、InspironやPrecisionと言った製品ブランドではなく、Dellのパソコンであるということだけ」だと気づいたそう。

その結果、パソコンだけでなく、モニター、周辺機器、サービスに至るまですべてDellブランドに変更することになったといいます。

パソコンに関してはDell/Dell Pro/Dell Pro Maxの3つに分け、それぞれ個人・学生・SMB、管理されたIT環境、ワークステーションに分類。今回の発表会は法人市場向けなのですべてDell Proという製品となるわけです。

さらに従来3000/5000/7000/7000UL/9000と階層化していた製品を基本的なパフォーマンスと生産性を持つ無印、選択オプションが広く拡張性の高いPlus、モバイルに適した先進的なデザイン性を持つPremiumと3つに分類。Premiumは従来の9000と7000ULのようなマグネシウム合金筐体のような「軽くて丈夫」な製品が該当します。

今回の変更によって佐々木氏は「Dellという名前に注力し、製品選びをわかりやすく、そしてオンラインの購買に注力したい」と総括しました。

ちなみにモニター製品に関しては、デジタルハイエンドシリーズは変更がありませんが、S/P/SE/EｼﾘｰｽをDell/Dell Plus/Dell Pro/Dell Pro Plusへと名称を変更。

周辺機器ブランドもDellからDell Pro/Pro Plus/Pro Premiumへと変更され、サービスブランドは法人向けのProSupport(Plus)は変わりませんが、個人向けのDell Premium Support(Plus)がDell Care Plus/Premiumと変更されます。