1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

シニアのスマホトラブル経験は72.4%、相談先は家族やサポート窓口- MMD研究所

マイナビニュース / 2025年1月24日 20時57分

画像提供:マイナビニュース

MMD研究所は1月24日、シニア層(60歳~79歳)を対象に実施したスマートフォン利用におけるセキュリティに関する調査結果を発表した。スマートフォンに関してトラブルや困りごとの経験があるシニアは72.4%に達し、相談先として「同居している家族」(31.9%)や「通信会社のカスタマーサポート」(27.9%)が上位となった。

60歳~79歳のスマートフォン所有者8,912人を対象に、スマートフォンを用いた詐欺被害に遭う可能性について聞いたところ、「非常に心配している」が12.1%、「ある程度心配している」が
49.1%と合わせて61.2%が心配していると回答した。

また、予備調査から抽出したスマートフォンを持つシニア1,200人を対象に、スマートフォン利用において身に覚えのない連絡を受けた経験について聞いたところ、「受け取ったことがある」という回答が84.4%であった。項目別でみると、「電話」が73.2%と最も多く、次いで「メール」が73.1%、「SMS」が63.2%であった。

次に、スマートフォンに関するトラブルや困りごとを経験したことがある868人を対象に、経験したトラブルや困りごとを聞いたところ、「機能を使いこなせていない」が43.9%で最多。次いで「怪しいメッセージやリンクを受け取った」が32.6%、「バッテリーがすぐ減った」が32.4%となった。

続いて、スマートフォンを利用していて困った際、誰に相談するか尋ねると、1位が「同居している家族」で31.9%。次いで「通信会社のカスタマーサポート」が27.9%、「同居していない家族」が21.6%となった。

スマートフォンを持つシニア1,200人を対象に、スマートフォンを利用する際のセキュリティや防犯について聞いたところ、「ある程度意識しており、自分で設定や対策を行っている」が42.6%、「ある程度意識しており、家族や知人に相談して設定や対策を行っている」が21.6%と合わせて対策を行っていると回答したのは64.2%。一方で、24.6%は対策を意識しながらも具体的な行動を取っていないことがわかった。

続いて、実際に対策している770人に、実際に行っているスマートフォンのセキュリティや防犯対策について実際に行っている対策を尋ねると、「怪しいメッセージやリンクを開かないようにしている」が74.2%で最多。次いで「非通知や知らない電話番号には出ないことにしている」が69.7%、「詐欺電話や不正請求に注意している」が56.3%となった。

このレポートは、スマートフォンを所有するシニア1,200人を対象に、2024年12月11日から12月13日にかけて実施された「2024年シニアのスマートフォンのセキュリティに関する調査」の結果に基づく。
(早川厚志)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください