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次世代PSOCの市場投入第1弾となるPSOC Controlシリーズ、Infineonが詳細を公開

マイナビニュース / 2025年1月24日 17時49分

画像提供:マイナビニュース

既報の通りInfineon Technologiesは1月21日、新しく「PSOC Control」シリーズを発表した。これに関する記者説明会がオンラインの形で1月23日に開催されたので、この内容をご紹介したい。

まずPSOCファミリー全体に関するUpdateをしたい。PSOCシリーズがEdge/Control/Connectの3つから構成されるという話は2024年3月に発表されており、またPSOC Edgeの詳細は2024年5月に発表されたが、市場投入は今回発表されるPSOC Controlが先行し、PSOC Edgeは今年第2四半期、PSOC Connectは2026年の投入とされる(Photo01)。

そんなPSOC Controlであるが、モータ制御用の「PSOC Control C3M」とPower Conversion用の「PSOC Control C3P」が今回発表された製品である。ただこの後、Industrial Communication用の製品が追加される予定という話だ(Photo02)。

なぜこの2製品が先行したか? という理由を説明したのがこちら(Photo03)で、どちらもマーケットが急速に拡大しているから、ということになる。

そのPSOC Control C3シリーズ、Motor ControlもPower Conversionも基本構造は共通である(Photo04)。

実際ブロック図(Photo05)はC3M/C3Pともに共通となっている。ではどう違うのか? をまとめたのがこちら(Photo06)。

ベースはC3Pのほうで、そこに「Cordic(Coordinate rotation digital computer) Accelerator」と「Hall sensor interface」を追加したのがC3Mという印象を受けるが、逆かもしれない。どちらの製品も、省コストに向けたEntry Lineと高性能なMain Lineから構成され、コアの動作周波数やADCのサンプリング速度、それとHRPWM(High Resolution PWM)の有無の差はあるが、逆に違いはこのあたりだけとなっている。実際に今回のPSOC Controlがターゲットとするアプリケーションの範囲がこちら(Photo07)。

これに向けて、現在34製品がラインナップされている(Photo08)。

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