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血圧が測れるファーウェイ「WATCH D2」の精度は? 上腕式血圧計と9日間の計測結果を比較してみた

マイナビニュース / 2025年1月26日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

筆者は10代のころに「若年性高血圧」と診断され、それからずっと最高血圧は130mmHg台。幸いなことに、いまのところ血圧を下げる「降圧薬」を処方されたことはありません。

フリーランスである筆者は身体が資本。1年に一度は人間ドック、半年に一度は簡易検査(血液検査など)を受けていますが、ひさしぶりに血圧を計測するときはすっごく緊張してしまいます。

本来ならまめに血圧を計測したいところですが、上腕式の血圧計はちょっと面倒。一応、上腕式血圧計をリビングの棚に常備していますが、計測し忘れたときに仕事部屋から移動するのが億劫。ついつい計測をさぼりがちです。

そこで今回試用を志願したのが「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」。つねに手首に装着でき、もちろんスマホと連係可能。そのぶんちょっと値段はお高めですが、スマートウォッチ+血圧計と考えれば、納得感のある価格設定です。

今回9日間ほど試用し、本製品と上腕式血圧計の計測結果を比較してみました。WATCH D2がどの程度正確なのか気になる方はぜひ最後までご覧ください。

日本の管理医療機器認証を取得した血圧計を内蔵!

まずは手短かにWATCH D2の基本機能をお伝えします。

一言で表わせば本製品は「スマートウォッチ+血圧計」。iOS(バージョン13以上)とAndroid(バージョン8以上)搭載スマートフォンに対応しており、通知、Bluetooth通話、カレンダー、アラーム、天気予報、リマインダーなどに加えて、ウォーキング、ランニング、サイクリング、登山など合計80種類以上のワークアウトモードを搭載。もちろん睡眠モニタリング、心拍数、血中酸素レベル、皮膚温、ストレスレベルなどの健康管理機能も実装されています。

最大の売りはもちろん、日本の管理医療機器認証を取得した血圧計を内蔵していること。本体内部にはマイクロポンプが搭載されており、ベルトに内蔵された「カフ」に空気を送り込み、動脈を圧迫。血流を一時的に止めてからカフ内の圧力を下げていくことで、血流が再開する「収縮期血圧」と、血流が正常に戻る「拡張期血圧」を測定するという仕組みです。

血圧計には上腕式と手首式の2種類がありますが、WATCH D2は後者の製品。手首式の血圧計は現在では多くの製品が発売されていますが、そのほとんどが乾電池式。スマートウォッチのようなサイズではありません。

WATCH D2のボディーはアルミニウム合金製で、サイズは約38×38×13.3mm。IP68の防水防塵性能を備えていますが、水中でのワークアウトや、温水には対応していないため着用したまま入浴できません。バッテリー持続時間は通常使用で約6日間、24時間に渡って血圧を測定する新機能「自動血圧モニタリング機能」使用時は約1日間です。

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