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「自治会・町内会をやめたい」と思ったことがある人は8割以上 - ストレスに感じることランキング、「会費」「清掃活動」を抑えた圧倒的1位は?

マイナビニュース / 2025年1月31日 13時46分

続いて、「自治会・町内会の活動で続けてほしい取り組み」を聞いたところ、1位には「防犯パトロール(25.6%)」がランクイン。「防犯パトロールは一定の効果があると思うため、続けてほしい」(30代 男性)、「防犯パトロール。私の地域では年配の人がやってくださっていて、本当にありがたい」(50代 女性)とのことだった。防犯パトロールによって住民に「戸締り」などの注意喚起ができるほか、犯罪の発生を抑止できる効果があると期待できる。

2位の「祭りの運営(24.7%)」には、「夏祭りは子どもたちも楽しみにしているし、活気が出るので続けてほしい。開催しない年は寂しかった」(40代 女性)、「地元の祭りでの自治会活動。地域の子どもたちも喜んだり楽しんだりしているし、地域活動のよさが感じられるから」(50代 男性)といった声が集まった。準備や片付けなど大変な面はあるが、子どもたちに楽しい場を提供したいという思いをもつ人も多いようだ。

3位には「地域の清掃(13.6%)」がランクイン。自治会・町内会による清掃活動については、頻度や時間帯などの問題からストレスを感じている人も多い一方、「ないと困る」「継続してほしい」と感じている人も多くなった。

ランクインした項目は大きく分けて「安心安全に関すること」「町内の美化に関すること」「地域住民の交流に関すること」に分けられる。また「祭り」など、町内会が子育てに一役買っている面もあるとわかった。「続けてほしい」「自治会・町内会がやってくれているのでありがたい」と思える活動があるからこそ、不満やストレスがあっても自治会・町内会に協力する人が多いのだと考えられる。
○自治会・町内会で改善してほしいこと

最後に「自治会・町内会で改善してほしいこと」を聞いたところ、もっとも多かった回答は「活動内容の見直し(29.1%)」だった。「祭りはもっと簡素化して、草刈りは業者に依頼してほしいです」(40代 男性)、「活動内容の精査。慣習で実施するのでなく、地域にニーズがあるかを一度精査したうえで、必要とされる活動に資源を投入してほしい」(50代 男性)など、全体的には「現在行っている活動や会合のうち、無駄なものは減らしてほしい」という人が多くなっている。「子ども向けイベントを増やしてほしい」という意見もあったが少数派だった。活動内容や頻度を増やしてほしいのか減らしてほしいのかは、各自治会・町内会の活動状況にもよるかもしれない。

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