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2024年の株式投資は「経験者ほど損をし、初心者ほどストレスが少なかった」? - 個人投資家800人調査

マイナビニュース / 2025年2月4日 10時23分

画像提供:マイナビニュース

トレジャープロモートが運営する「株の学校ドットコム」は1月31日、2025年の株式相場への展望に関する調査結果を発表した。調査は2024年12月31日、全国の株式投資に取り組む個人投資家800人を対象にインターネットで行われた。
○株式投資の経験年数

今回の調査に参加いした個人投資家800人の株式投資の経験年数は、最も多いのが「20~30年未満」の19.1%、次いで「10~20年未満」の18.6%、以下、年数が短くなるほど割合は減っていくが、「1年未満」の9.8%と「30年以上」の3.9%を除けば15%を超えており、おおむね均等に分かれている。

○2024年株式投資の損益

2024年の株式投資の最終的な損益(プラスかマイナスか)を経験年数別で分析したところ、「1~3年未満」の人では実に91.9%がプラスと回答した。プラスの割合は経験年数が長くなるほど減っていき、「30年以上」の人では80.6%で、「1~3年未満」の人とは11ポイントもの差があった。

ただ、損益額を見ると少し様相が異なる。2024年の利益が「+1000万円以上」と回答した人の割合が最も高かったのは、経験年数が「30年以上」の人で16.1%だった。続いて「20~30年未満」の人では13.7%。これに対して、「1~3年未満」の人で利益が「+1000万円以上」と回答したのは4.1%に留まった。

経験年数が30年を超える人では、「+500万円~+1000万円未満」の12.9%とあわせて、約3割の人が年間利益500万円以上を達成していることがわかる。その一方で、多額の損失を出している人が多いのも「30年以上」の人たちで、「-1000万円以上」と回答した人は6.5%だった。
○株式投資のストレス度合い

2024年の株式投資に対するストレスについて、「0(ストレスは全くない)」から「10(ストレスが極めて大きい)」までの数値で回答してもらったところ、「7」以上の比較的高いストレスだったと回答した人の割合は、経験年数「20~30年未満」の人が最も高く24.9%、続いて「3~5年未満」の人が24.8%だった。

ただ、どの経験年数でも20%前後の人が比較的強いストレスを感じており、経験を重ねてもストレスが大きく減るわけではないようだ。その反面、ストレスが「0」だったと回答した人は「1年未満」の人の23.1%に対し、最も少なかった「3~5年未満」の人では6.4%と3倍以上の差が開いた。

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