山田祥平のニュース羅針盤 第475回 お守り代わりに忍ばせて安心、モノの居場所がわかる小型スマートタグ
マイナビニュース / 2025年2月4日 6時0分
ソースネクストがユニバーサルタグ型のスマートタグ「Pebblebee」の販売を開始した。Pebblebeeは、Appleデバイスの「探す」とGoogleの「デバイスを探す」の両方に対応したスマートタグだ。
キーホルダー的に使えるクリップ型、名刺入れや財布などに入れやすいカード型はすでに販売中で、これらの製品に加わる新製品としてユニバーサルタグ型が発売された。
○大事なモノに取り付け、見当たらない時はスマホで探す
Pebblebeeを大事なものに取り付けておくと、それが見当たらないときに、ペアリングしたスマホでその場所を特定することができる。同社から製品の提供を受けて実際に試させてもらったが、使い始めるのも簡単だった。
iPhoneやAndroidスマホがOS標準で提供する機能なのでめんどうがなく安心だ。製品本体のハチのマークがボタンになっていて、それを2回カチカチッとダブルクリックするだけでペアリングができる。
不用意に別のユーザーがペアリングできないように、明示的に登録を解除しない限り、初期化しないと別のスマホへのペアリングはできないようになっている。だが、悪意があれば自分のためのタグが、いつのまにか自分の位置を他人に特定させるために使われるようなことはできてしまう。
そういう意味では露出しないところに取り付けるというのがよさそうだし、少なくとも毎日、本当に自分のそばにあるかどうかをチェックすることも必要そうだ。
○特別な設定なくAppleとGoogleの「探す」ネットワークに対応
登録しておけば、大事なものが見つからないときに、地図でおおよその位置を特定したり、近くにある場合は音や光でも位置を知ることができる。
今回発売されたユニバーサルタグ型はSDメモリーカードを少し縦長にしたくらいのサイズ感で厚みもメモリカードの2枚重ねくらいだ。重量も6.5gと軽く携行にも負担にならない。リモコンやカメラ、メガネケースなどに貼り付けておくのも容易だ。
Appleの「探す」なら純正のAirTagやサードパーティ各社の製品がある。Googleの「デバイスを探す」はGoogleアカウントを設定できるデバイスを探すことができる。Pebblebeeはその両方に対応している製品だ。Pebblebee専用のアプリをインストールすることなく簡単に使えるのがうれしい。
Appleデバイスの「探す」とGoogleの「デバイスを探す」は別のネットワークだ。それぞれの既存ユーザーのスマホとBluetoothで通信して位置情報を特定し、その情報を暗号化して匿名で送信、所有者だけに位置を伝える。
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