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2024年の正社員の平均初年度年収は468万円、マイナビの調査でわかる

マイナビニュース / 2025年2月6日 6時51分

<初年度年収が高かった業種>
正社員の平均初年度年収が高かった業種は、1位が「IT・通信・インターネット」で544.5万円(前年比26.1万円増)、2位が「金融・保険」で539.2万円(前年比23.1万円増)、3位が「コンサルティング」で511.9万円(前年比10.4万円増)となり、「公的機関・その他」を除くすべての業種で平均初年度年収が増加した。また、前年から上位5業種の順位に変動はなかった。

<求人件数が対前年比で増加した業種>
前年からの求人件数の増減を業種別に見ると、1位が「コンサルティング」が前年比127.7%でトップとなり、2位が「運輸・交通・物流・倉庫」が125.5%、3位が「金融・保険」が124.5%だった。特に「金融・保険」は前年も2位と2年連続で上位に位置し、求人件数が増加傾向にあることがわかる。

ITエンジニアや金融アナリストなど専門的な職業者が多い「IT・通信・インターネット」「金融・保険」「コンサルティング」業界では専門職採用などを行う場合が多いため年収差に繋がっているものと考えられる。

○■平均初年度年収が最も高い職種は「ITエンジニア」で570.6万円/企業の採用ニーズが高い「営業職」は478.9万円で5年連続増加

<初年度年収が高かった職種>
正社員の平均初年度年収が高かった職種は1位が「ITエンジニア」で570.6万円(前年比16.6万円増)だった。

ビッグデータやIoT、人工知能、ロボットなどの最新技術の需要増加や政府のDX推進の推奨等を背景に「ITエンジニア」の需要が高まる中、高いスキルをもつ「ITエンジニア」の採用と優秀な人材の引き留めを目的として賃金待遇は高い水準を継続している。

<求人件数が対前年比で増加した職種>
前年と比較し求人件数が増加した職種は1位が「電気・電子・機械・半導体」で133.8%だった。IoTや5Gの普及、EV市場の拡大など様々な技術革新に伴い半導体や電気部品の需要が増加している。

さらに新しい半導体関連工場が建設され、稼働開始にむけ動いていることから「電気・電子・機械・半導体」では、求人件数が増加したと考えられる。

<営業職の初年度年収推移と応募数・求人件数の推移>
また「営業職」の応募数を見ると2022年以降は2019年と比較し90%前後に留まっているが、求人件数は2021年以降右肩上がりで増加し、2024年は2019年比で177.8%だった。

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