NY在住の仏人アーティスト、カミーユ・アンロの日本初の大規模個展開催

NeoL / 2019年11月15日 12時8分

NY在住の仏人アーティスト、カミーユ・アンロの日本初の大規模個展開催

『青い狐』(2014年) チゼンヘール・ギャラリーでの展示風景 installation view at Chisenhale Gallery courtesy the artist and kamel mennour (Paris/London) Metro Pictures (New York) KÖNIG GALERIE (Berlin) © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019


カミーユ・アンロによる日本初の大規模個展「蛇を踏む」が、が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催中。会期は、12月15日まで。


カミーユ・アンロは、ニューヨーク在住のフランス人アーティスト。


映像作品『偉大なる疲労』で、13年の第55回ヴェネチア・ビエンナーレの銀獅子賞を受賞し、17年にはパリのパレ・ド・トーキョーにて、全館を使った「carte blanche」(全権委任・自由裁量)の個展開催の権利を与えられた史上三人目のアーティストとなるなど、大いに注目を集めている。
文学、哲学、美術史、天文学、人類学、博物学、情報学など多岐にわたる分野で膨大なリサーチを行い、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使して作品を生み出している。


本展では、大型のインスタレーション作品を含め、これまでと現在の活動を初めて総合的に展示する。日本のいけばなに触発され、11年から継続的に制作しているシリーズ『革命家でありながら、花を愛することは可能か』は、いけばな草月流の全面的な協力を得て会場で作品をつくり上げていく日本開催ならではの展示をする。作品はそれぞれ一冊の本に由来していて、題名や著者、花材名、本の一節を作品とともに紹介する。


アーティスト活動の初期から描き続けているドローイングでは、アンロの興味の対象、思考の過程に直に触れることができる。世界をあまねく規定するシステムと、人間の感情、空想といった内的な世界の関係性を観察するアンロの鋭い視点が、のびやかな筆致とユーモアにあふれた画面に描き出されている。


彼女のあくなき知への冒険を共にたどりながら、その先の答えは一つに収斂されることはないこと、さまざまな矛盾や多義性の混沌のなかにこそ世界の理(ことわり)と創造の源があることを体感したい。





『偉大なる疲労』(2013年) video courtesy the artist, Silex Films, galerie kamel mennour (Paris/London) Metro Pictures (New York) KÖNIG GALERIE (Berlin) © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019





『革命家でありながら、花を愛することは可能か』(2011年-) ギャラリー・カメル・メヌールでの展示風景(2012) installation view at galerie kamel mennour (2012) photo: Fabrice Seixas / courtesy the artist and galerie kamel mennour (Paris/London) Metro Pictures (New York) KÖNIG GALERIE (Berlin) © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019


「カミーユ・アンロ|蛇を踏む」
会期/2019年10月16日(水)〜12月15日(日)
会場/東京オペラシティ アートギャラリー
住所/東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間/11:00〜19:00
※金土は20:00まで、最終入場は閉館30分前まで
料金/一般¥1,200、大・高生¥800、中学生以下無料
休館日/月
※祝日の場合、翌火
URL/https://www.operacity.jp/ag/exh226/

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