1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

ママたちの不安を知る、型破りな保育園経営者(3/3)

ニューズウィーク日本版 / 2015年9月11日 18時43分

 数年前に帰国して、多くの老人ホームを見学しました。条件は理想的なものではなかった。子どもが身近にいないので、お年寄りは非常に孤独を感じています。とくに一人っ子政策をとる中国では、1人の子どもに2人のお年寄り〔親〕がいることになりますが、子どもはなかなかお年寄りにつきそえません。お年寄りの晩年はとてもさみしくなるのです。

 実はこの問題も解決は難しくありません。自分の子であれ、他人の子であれ、子どもが身近にいさえすれば、暮らしは豊かになります。私はふるさと寧波に、よい条件の老人ホームを開きたい。日本の老人ホームの設備、人材などすぐれた部分を中国に導入し、老人ホームと幼稚園(保育園)をいっしょに経営したいと考えています。

 建物の前方を老人ホームに、後方を幼稚園にします。老人ホームでは入居者が野菜や花を育てたり、隣の幼稚園の歌声や笑い声を耳にしたり。時には子どもたちがおじいさん、おばあさんに歌やダンスを披露する。いっしょに遊ぶこともできます。こうすればお年寄りは健康的で、楽しくいられ、認知症も減ることでしょう。寧波のこのモデルケースが成功すれば、北京、上海、大連の3カ所でもこうした老人ホームを経営するつもりです。

 人生、何のために生きるのか。私の考えと目標は、自分の死ぬ間際に多くの人に見守ってもらうことです。一生のうちにたくさんのことをして、みんなに認めてもらいたい。一家が栄え、家庭は円満で、友人が多い。そうであれば私は安心して旅立つことができます。

 現在、東京の各園にはそれぞれ園長がいて、本社は池袋にあります。本社のスタッフは約6人で、経理、人事、企画、経営などの担当者がいる。これからは私が必要とされないことを望んでいます。暇を作って中国へ帰り、ふるさとに貢献したい。在日18年になるので、そろそろ中国のために何かやる時期だと考えています。




この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください