パジャマで出社でもOKのほうが、アイデア満載の会社になる
ニューズウィーク日本版 / 2015年10月27日 6時20分
ここで、因果関係をもう一度はっきりさせておこう。まずは楽しむことだ。いい仕事は、その結果としてついてくる。楽しむことで創造性が解き放たれる。それはアイデアを手に入れるためにまく「種」の一つなのだ。
それに気づいたわたしたちは、職場に来るのが楽しくなるように、もっと多くの「種」をまきはじめた。そのうちのいくつかはあなたの職場でも使えるかもしれないし、ほかの「種」を考えつくヒントになるかもしれないので、ここにあげておこう。
公園会議 月に一度くらいの割合で、オフィスの向かいにある公園で会議を行なう(オフィスを出るだけで、びっくりするほど和気あいあいとし、仕事もはかどるものだ)。
ファミリーデー 年に一度、社員の子供たちを会社に招待し、職場を見学してもらう。
ダーツ休憩 会議室にダーツを備えつけ、休憩したいと思ったときにそれで遊ぶ。
本人あてクイズ 各自、自分が赤ん坊のころの写真を持参する。全員の写真を壁にはり、番号をつけ、どの写真が誰なのかをあてる。一番多く正解した人に賞品を出す。
赤ちゃんコンテスト 同じく赤ん坊のころの写真を使い、一番かわいい赤ちゃんと一番かわいくない赤ちゃんに投票する。どちらに選ばれた人にも賞品を出す。
手作りアートバザー 社員自ら作った作品を販売する(展示だけでもOK)。
ホール・ホッケー ランチタイムに会社の一階ホールで、本物のスティックを使ってホッケーをする。ただし本物のパックではなく、紙を丸めたものを使う。
キッズアート展 自分の子供の作品を持ち寄り、ラベルをつけてロビーに展示する。
チリ大会 料理自慢の社員がそれぞれチリコンカルネを作って持ち寄る。食べ比べて一番おいしいものに投票する。
ドレスアップデー 全員が正装して出社する日を設ける。
持ち寄りランチデー 全員が食べ物を持ち寄り、ホールに座って一緒にランチをとる。
「おもしろくないことを、どうしてやるんだ?」。ベン&ジェリーズ・アイスクリームの創業者の一人、ジェリー・グリーンフィールドは言う。
経営コンサルタントのトム・ピーターズも同意見だ。「つまらないものや退屈なものはだめだ。これがビジネスの大前提だ。ビジネスは楽しくなくてはならない。楽しくないなら、人生を無駄にしていることになる」
人生を無駄にしてはいけない。楽しもう。
そうすれば、アイデアは自然に浮かんでくるものだ。
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