中国商務部対北朝鮮制裁リストを発表
ニューズウィーク日本版 / 2016年4月6日 17時0分
中国は1960年代からソ連が崩壊する1991年末まで、激しい中ソ対立を経験しており、その時の中ソ対立を利用して北朝鮮はずるがしこく立ち回ったことがある。
ソ連が崩壊してロシアになったとはいえ、中国のこの警戒心は、消えていないように筆者の目には映る。
この中露関係も、北朝鮮を取り巻く国際環境の中で、注目に値する焦点の一つだと思う。
[執筆者]
遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)
※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。
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遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
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