オフィスのウェルビーイングはすぐ始められる!
ニューズウィーク日本版 / 2016年5月27日 16時27分
石川氏が共同創業者の株式会社キャンサースキャンは、ソーシャルマーケティング、調査・研究、データ解析などを通じた行動科学に基づく手法で社会や医療の問題の解決を図る。
https://cancerscan.jp/
石川氏が共同創業者/副社長を務める株式会社 Campus for H は、企業、組織の健康づくり・生産性向上に関する調査・研究や、関連するサービスの開発・販売とコンサルテーションを行っている。
http://campus-h.com/
* ウェルビーイング
もともとは国際保健会議で採択されたWHO憲章の言葉で、「身体的・精神的・社会的に良好な状態」を指す。現在では「ワーカーにとって心身ともに負担の少ない環境を提供することで企業価値を高める手段」としても注目されている。
** オフィスに観葉植物を置くこともウェルビーイングに効果的と石川氏はいう。「目に優しいし、空気もきれいになるし、みんなで育てればポジティブな人間関係の形成にもつながります」
*** 社員の成長を促す企業の一例として、石川氏はGoogle社を挙げる。世界中から専門家を招いて社内で講演会を開き、開発陣の成長の機会を作っているほか、途上国で働く社員が現地で病院を造るプロジェクトを立ち上げても容認する。そうした活動をする人が社内にいい刺激を与えると考えているからだ。
石川善樹(いしかわ・よしき)予防医学研究者・医学博士。1981年、広島県生まれ。東京大学医学部を経て、米国ハーバード大学公衆衛生大学院修了。現在は株式会社キャンサースキャンおよび株式会社Campus for Hの共同創業者。ビジネスパーソン対象の講演や、雑誌、テレビへの出演も多数。NHK「NEWS WEB」第3期ネットナビゲーター。
※当記事はWORKSIGHTの提供記事です
WORKSIGHT
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