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ドイツ発「インダストリー4.0」が製造業を変える

ニューズウィーク日本版 / 2016年6月23日 17時28分

 インダストリー4.0は人間が培ってきたテクノロジーの1つの到達点であり、それをどう使っていくかが問われます。付加価値そのものも、時代ごとの新しい価値観の元で常に編み直されるはずです。なので一概に提供すべき付加価値はこれだということは言えないのですが、いずれにせよソフトウェアの活用なくしては付加価値の創出そのものが難しい時代になっていくことは間違いないでしょう。これは企業が中長期の展望を描く上で押さえておきたいポイントと考えます。

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(2015.12.8 港区の三菱UFJリサーチ&コンサルティング 本社オフィスにて取材)

text: Yoshie Kaneko
photo: Tomoyo Yamazaki

※インタビュー後編:インダストリー4.0やIoTが生み出す付加価値とは

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社はコンサルティング事業、国際事業、政策研究事業、人材開発事業、会員事業、マクロ経済調査などを展開している。資本金20億6千万円、従業員数約700名、コンサルタント数約400名。
http://www.murc.jp


* IoT
Internet of Things/モノのインターネット

** IoS
Internet of Services/サービスのインターネット

***フラウンホーファー研究所(ドイツ)などの試算によると、インダストリー4.0への取り組みにより、ドイツ国内だけで2025年までに11兆円の経済効果がもたらされ、経済成長率は1.7パーセント上昇すると予想されている。



尾木氏の著書『決定版 インダストリー4.0――第4次産業革命の全貌』(東洋経済新報社)では、最先端のデジタル技術がビジネスを激変させる未来図を分かりやすく解説している。



尾木蔵人(おぎ・くらんど)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 国際営業部副部長。ドイツ連邦共和国ザクセン州経済振興公社日本代表部代表。1985年東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。ドイツ、オーストリア、ポーランド、UAE、英国に合わせて14年駐在。日系企業の海外進出支援に取り組み2005年ポーランド日本経済委員会より表彰。日本輸出入銀行(現・国際協力銀行)出向。アジア諸国向けIMF、世界銀行、アジア開発銀行協調融資等担当。2014年より現職。日本経済調査協議会 人工知能研究委員会 主査、企業活力研究所 ものづくり競争力研究会 委員、IVI(インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ)学術メンバー。


※当記事はWORKSIGHTの提供記事です





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