歯磨きから女性性器切除まで、世界の貧困解決のカギは「女性の自立」にある
ニューズウィーク日本版 / 2016年8月25日 17時40分
――世界の困窮した地域に住む貧しい人々は、典型的な貧困のイメージを伝える写真で見るように、皆がいつも打ちひしがれているわけではない。しっかりと前を向き、自分の力で未来を切り開こうとしている女性は大勢いるのだ。
◇ ◇ ◇
本書の冒頭には、「ティクン・オラム(世界の修復)」というヘブライ語のことばが記されている。そこに込められているのは、砕け散ってしまった世界を修復していく義務は私たち一人ひとりにある、という思いだ。
『WOMEN EMPOWERMENT 100
――世界の女性をエンパワーする100の方法』
ベッツィ・トイチュ 著
松本 裕 訳
英治出版
©トランネット
トランネット
出版翻訳専門の翻訳会社。2000年設立。年間150~200タイトルの書籍を翻訳する。多くの国内出版社の協力のもと、翻訳者に広く出版翻訳のチャンスを提供するための出版翻訳オーディションを開催。出版社・編集者には、海外出版社・エージェントとのネットワークを活かした翻訳出版企画、および実力ある翻訳者を紹介する。近年は日本の書籍を海外で出版するためのサポートサービスにも力を入れている。
http://www.trannet.co.jp/
松本 裕 ※編集・企画:トランネット
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