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「親を捨てるしかない」時代に、子は、親は、どうすべきか

ニューズウィーク日本版 / 2016年9月27日 6時15分

 私たちひとりひとりが、自身の親との関係性(あるいは捨て方)を意識すべき時代なのだろう。それはわかる。ただ気になったのは、「親を捨てる」具体的な手段が最後まで明確になっていない点だ。具体性(親を捨てるというのに具体性というのもおかしいが)が乏しく、机上の空論で終わってしまっている感が否めないため、消化不良気味のまま終わってしまうような印象が残るのである。


『もう親を捨てるしかない――介護・葬式・遺産は、要らない』
 島田裕巳 著
 幻冬舎新書


[筆者]
印南敦史
1962年生まれ。東京都出身。作家、書評家。広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。現在は他に、「ライフハッカー[日本版]」「Suzie」「WANI BOOKOUT」などで連載を持つほか、多方面で活躍中。2月26日に新刊『遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』(ダイヤモンド社)を上梓。


印南敦史(作家、書評家)


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