AIにできない人間のミッションは、答えのない問いを模索すること
ニューズウィーク日本版 / 2016年12月9日 14時24分
このテクノロジーを受け入れてください。受け入れて初めて運営することができます。AIもVRも到来するのだから使ってみるのです。使うことによってのみ、それが何に役立つかが分かります。
それは未来を受け入れるということです。そのために私の本が少し役に立つかもしれません。みなさんは社会で大きな違いを生み得る方々なのですから。
WEB限定コンテンツ
(2016.7.22 港区の電通ホールにて取材)
text: Yoshie Kaneko
photo: Kei Katagiri
ケヴィン・ケリー氏のウェブサイト。オンラインに投稿した記事やインタビュー記事が閲覧できるほか、テーマごとに体系化されたブログやウェブサイトなどもまとめられている。
http://kk.org/
* レイ・カーツワイル
アメリカの発明家、思想家、フューチャリスト。『シンギュラリティは近い――人類が生命を超越するとき』『ポスト・ヒューマン誕生――コンピューターが人類の知性を超えるとき』(ともにNHK出版)など、シンギュラリティやAIに関する著書も多い。
ケヴィン・ケリー(Kevin Kelly)1952年生まれ。著述家、編集者。1984~90年までホール・アース・カタログやホール・アース・レビューの発行編集を行い、93年に雑誌WIREDを創刊。99年まで編集長を務めるなど、サイバーカルチャーの論客として活躍してきた。現在はニューヨーク・タイムズ、エコノミスト、サイエンス、タイム、WSJなどで執筆するほか、WIRED誌の"Senior Maverick"も務める。著書に『ニューエコノミー 勝者の条件』(ダイヤモンド社)、『「複雑系」を超えて――システムを永久進化させる9つの法則』(アスキー)、『テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?』(みすず書房)など多数。
※当記事はWORKSIGHTの提供記事です
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