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金正恩氏、再び訪中の噂が

ニューズウィーク日本版 / 2018年5月27日 12時15分

金正恩には宿題が

ただ、これらの噂は別として、少なくとも金正恩委員長にはその前に果たさなければならない宿題があるはずだ。それは自分の言葉で、自分の署名入りで、トランプ大統領に「返信」を書くことだ。今まで一度も自分の言葉で米朝首脳会談を語ったことがないというのは、外交的にはあまりに非礼だろう。それをしなければ、首脳会談開催など、失格だと言っても過言ではない。

(なお、5月25日付のコラム「中国激怒――米朝首脳会談中止」は、あくまでも中国がどのように報道しているかをご紹介しただけで、決して筆者の意見ではないことを、念のために記す。)


[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』(飛鳥新社)『毛沢東 日本軍と共謀した男』(中文版も)『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。


※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

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遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)


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