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「番組で人生が変わった」K-POPの新星が2023年を振り返る...ZEROBASEONE(ゼロベースワン)インタビュー

ニューズウィーク日本版 / 2023年12月18日 20時15分

先輩や仲間たちとの関係も考えていく必要がある。この業界では大事なことだから。僕が学び、今も学び取ろうとしている最も重要なことは、新しいことを受け入れ、日々成長しなくてはということ。

──8月にはデビュー後初のコンサートを、ソウルの高尺スカイドームで開いた。

ハン・ユジン オープニング曲の「Back to ZEROBASE」でステージに出た。冒頭の部分を歌い始めたら目の前のドアが開いて、声援を上げている観客の皆さんが目に入ってきた。素晴らしい瞬間。圧倒されて、感動してしまった。

その瞬間、今日はベストを尽くさなくてはと決意を新たにした。初めてステージに立ち、開いたドアからファンを見たという特別な記憶は、永遠に心に残ると思う。

──以後、世界中のステージを制覇している。

リッキー 「KCON LA」は僕にとって特別だった。ロサンゼルスは第二の故郷で、デビュー後は初めて行った。ロスに着いた瞬間、これまでの苦労が報われた気がした。

ジャン・ハオ リッキーのママにも会えたしね!(笑)

リッキー 僕の家族が初めて(ZB1としての)パフォーマンスを見に来てくれたので、忘れられない瞬間だった。

ソク・マシュー 本当にいい思い出だと感じるのは、フランスで行われた「M COUNTDOWN」かな。特別にMCをやらせてもらったから。ああいうことをするのは初めてだったので、ちょっとプレッシャーもあった。ハンビン・ヒョンがメインMCで、一緒にやれたのはすごくいい経験だった。

そのとき、フランス語、韓国語、英語の3つの言葉をもっとうまく話せるようになりたいと思った。そうすれば将来、またMCをするチャンスが巡ってくるかもしれない。フランスは(韓国から)本当に遠くて、とても異質な感じがした。みんな(フランスを訪れるのは)初めてで、とても美しい国だと思った。

──11月に発表した新しいミニアルバム『MELTING POINT』には、どんな思いを?

パク・ゴヌク 自分たちのストーリーを伝えようという意図はデビュー作から変わっていないと思うけど、自分たちの別の面も見せたかった。『YOUTH IN THE SHADE』では、自分たちのアイデンティティーやZB1の在り方を語りたいと思った。でも『MELTING POINT』は、自分たちのサウンドを拡大し、観客やファンとストーリーを共有する新しいチャプターになっている。

発表したことのない新しいサウンドやパワフルなパフォーマンスを盛り込みたかった。チームとしてどれだけ成長できたか、どれだけケミストリーを築けたかを示したかった。もちろん、ものすごく練習したし、メンバー同士でたくさんディスカッションもした。お互いにとてもオープンになれた。

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