イスラエル・ガザ侵攻に次なる展開、ヒズボラとレバノン国境地帯で「全面戦争」が開始か?
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月26日 14時28分
国連における一連の決議は、イスラエルの行為に対する怒りの高まりを示しており、国際機関はパレスチナ人の苦しみを終わらせるための法的手段を模索している。
アメリカはレバノンに特使を送り、事態の沈静化に努めている。ヒズボラとイランの関係は深く、欧米諸国の多くはヒズボラをテロ組織に指定している。
だがヒズボラはレバノンの政治と経済で中心的な役割を果たしている。イスラエルとの戦争になれば、レバノンの内政は一段と不安定化し、経済状況はますます悪化し、都市部にも農村部にも破滅的な影響が及ぶだろう。
今の状況は暗く、全く予断を許さない。しかし中東地域で新たな紛争が起きることを望む人はほとんどいない。これ以上の破壊と人命の喪失は誰も望まない。
Simon Mabon,Professor of International Relations,Lancaster University
This article is republished from The Conversation under a Creative Commons license. Read the original article.
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