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【文章力UP】「1日10分・自発的・手書き」、子どもの「論理的に書ける脳」をつくる3つのキーワード

ニューズウィーク日本版 / 2024年8月1日 15時0分

では、一日のうちのいつ練習するのがいいと思いますか? これは、みなさんが自分で一番やりやすい時間帯をえらんで、規則的にできる時間帯であればいつでもいいのです。朝、学校に行く前がいいのか、夕食の後がいいのか、ゲームをする前に書くのがいいのか。大事なことは、毎日無理なく続けられることです。

[おうちの方へ]
子どもの集中力が持続するのは10~15分です。しかし、お子さんの関心や習慣次第ではロジカル・ライティングで書き終えるまでに30分かかるときもあるでしょう。また、練習を重ねると5分もかからなくなるかもしれません。重要なことは、10~15分という時間にこだわるのではなく、子どもたちがロジカルに考えて書く練習を「毎日」「決まった時間に」行うことです。また、一日のうちのいつやるのがいいのか、なぜその時間帯がいいのか、お子さんに尋ねてみてください。

キーワード2:「自分から進んでがんばるほどチカラがつく」

どんなに効果的ですばらしい方法でも、みなさんが自分で行わないとその効果かは期待できません。

下の図は、(本書で紹介している)「ハーバード大生みたいな1日10分ライティング」を、5W1Hを用いて説明したものです。5W1Hとは、英語のWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)の頭かしら文字を集めたもので、情報を整理するための原則です。みなさんも学校で習ったことがあるかもしれませんね。ライティングの練習を、いつ、どうやって行うのか考えてみてください。

キーワード3:「手で書くと上達する」

みなさんの中には、パソコンやスマートフォン、タブレットの操作が得意な人もいることでしょう。「ハーバード大生みたいな1日10分ライティング」の毎日の練習も、そうしたデジタルデバイスを使って書きたいと思うかもしれません。

ですが、ちょっと待って! この10分ライティングはぜひ、手書きで行ってほしいのです。ノートに手で書くことが、脳の活動を活発にするという研究結果があるからです。

これを支持する面白い実験があります。アメリカのインディアナ大学で心理学を教えているカリン・ジェームズ教授が、手書きで文字を書くことについて次のような実験をしました。

まだ読み書きがあやふやな小さな子どもたちに、文字が書かれたカードを見せ、「紙に手で書かせる」「点線で描かれたりんかくをなぞらせる」「コンピュータにタイピングさせる」という3つの方法で、カードと同じように書いてもらったときの脳がそれぞれどれくらい活発になるのかを調べました。

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