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「真ん中が抜け落ちた国」アメリカの空白を埋めるのは誰か?...大統領選前に「液状化」を再考する

ニューズウィーク日本版 / 2024年10月23日 10時55分

2016年の英米での衝撃は何かの間違いだったのか、歴史からの「逸脱」だったのか? きっとそうではない。今も私たちは2016年の衝撃の中を生きているのだろう。

今年は、米国はもちろん、おそらく英国[編集部注:2024年7月に労働党に政権交代]も含め、世界で重要な選挙が続く。新トレンドの萌芽は見えてくるのか。それはどんな方向性なのか。『アステイオン』では、専門家による領域横断的で、大胆な論考を読みたい。

金成隆一(Ryuichi Kanari)
1976年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、2000年朝日新聞社入社。大阪本社社会部、ハーバード大学日米関係プログラム研究員、ニューヨーク特派員、東京経済部、ロンドン特派員を経て現職。第21回坂田記念ジャーナリズム賞、2018年度ボーン上田記念賞を受賞。著書に『ルポ トランプ王国』『ルポ トランプ王国2』(いずれも岩波新書、第36回大平正芳記念賞特別賞)など。

 『アステイオン』100号
  特集:「言論のアリーナ」としての試み──創刊100号を迎えて
  公益財団法人サントリー文化財団
  アステイオン編集委員会 編
  CCCメディアハウス

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