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『マインクラフト』ひとつのワールドで5年以上ひたすら地面を掘り進める動画がマジでヤバい。2014年スタート、まだまだ終わりが見えない超長編シリーズを紹介!

ニコニコニュース / 2020年4月8日 11時45分

 非常に広大なマップの中で自由にブロックを配置し、サバイバルや建築、プレイヤーそれぞれが思い思いの生活を楽しむことができる『マインクラフト』

 昨年10周年を迎え、今や世界で最も売れたゲーム『テトリス』にまで近づくほど人気の高いゲームである。

 『マインクラフト』はその自由度の高さから世界中でさまざまな遊び方がされている。シンプルなゲームモードで一人で、あるいは友人とサバイバルを楽しむのはもちろん。

 クリエイティブモードで自由にブロックを配置し、超巨大建築物を作り上げるものや、ユーザーがゲーム内に新たな要素を追加し、「人狼ゲーム」を行うなど、とにかく自由に楽しまれているのだ。

 そんな自由な楽しみ方ができる『マインクラフト』の楽しみのひとつに「整地」というものがある。付近一帯の土地を同じ高さに揃え、平らな土地を作ることだ。

 『マインクラフト』では整地にとてつもない楽しみを感じるプレイヤーも多く、マルチプレイを楽しむ場合では整地を好むプレイヤーが資源回収を担うというのも珍しい話ではない、

 今回紹介する動画はそんな『マインクラフト』の整地に関するシリーズだ。

 今回紹介するのは2014年9月から5年以上もひとつの世界で整地を行っている動画シリーズ、etsukoさん投稿の『【Minecraft】気ままに整地生活Part1【ゆっくり実況】』だ。

 とてつもない範囲の整地を5年半以上も続けているこの動画シリーズ。今回は地上の山岳地帯を整地する「山掘り編」、そして地下から地上までを掘り抜く「露天掘り編」の様子をピックアップしてご紹介する。

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2014年から5年半以上続く『マインクラフト』整地動画

 先述の通り5年半以上もの間、『マインクラフト』の整地を行っているこの動画シリーズ。

 最初の動画が投稿されたのは2014年9月12日。現在も動画の投稿は続いており、本記事の公開時点での最新作はPart286。実に300本近くの整地動画がアップされている。

 この動画の特徴はやはり整地に特化しているということ、動画では爆発で付近のブロックを破壊することができるTNTは使用せず、手作業で整地。

 基本的に難易度は敵キャラクターが出現しないピースフルというモードで行うという徹底した作業重視で動画が進む。

 そして、整地作業が行われるのは白い枠で囲われた山岳地帯。山掘り編では高く伸びる山を地上の0ブロックの高さまで整地、露天掘り編では地上から地下まで掘り進める露天掘りが行われている。

約2年をかけて山岳地帯を整地、破壊したブロックは100万以上

 ここからは山掘り編と露天掘り編、現在までの作業の様子をピックアップし、ご紹介する。まずは地上の整地を行う山掘り編から見ていこう。

整地1日目、Part1

 まずは整地1日目となるPart1から見ていこう。

 Part1で整地が行われたのは標高の高いエリアではなく、水場の比較的低いこのエリア。

 動画では4倍速で作業風景が映し出されみるみるうちに地面が削られていく。

 ブロックを削っていく心地いい音を聞くこと約8分、あっという間に整地が行われた。

投稿から2か月、Part10

 Part1の投稿から約2か月がたったPart10では整地作業もかなり進み、1本の動画に収められる作業ペースもかなりのものに。

 Part10で削られる土地はこのエリア。

 30倍速で整地作業は流され、実作業時間30分でかなりの範囲が平らに。

 およそ4時間の作業で目の前にあった緑の大地はなくなってしまった。

 そして、このPartの作業部分を含む2か月の成果がこちらだ。

 Part10で整地されたのが画面左下のエリア、Part1で整地されたのが画面中央右側にある茶色の塔が立っているあたりである。

投稿から1年、Part53

 初回の投稿から1年ほどが経過したPart53ともなると作業が行われたエリアはかなり広がっている。

 2015年の9月11日に投稿されたPart53の作業風景を確認してみると、最早表示しきれないほど遠くまで整地が済んでいるようだ。

 作業エリアを広く表示するマップで見てみるととてつもない作業量であることがわかるだろう。

 Part1で整地したエリアに建っている茶色の塔の位置は画面下側中央、Part10からもかなり灰色のエリアが広がっている。

投稿から約2年、Part100

 Part1からおよそ2年の時が流れ、3桁の投稿本数となったPart100ではついに整地作業が目標に到達した。

 Part100で削るのは整地作業の最後にふさわしい大きな山。

 倍速で流れる作業風景ではこの大きな山が溶けるように削られていく様子が確認できる。

 実作業としてはかなりの時間をかけた整地作業もついに達成、Part1では緑が溢れていた土地は2年間で、広大で灰色な平たい土地になってしまった。

 動画では作業を振り返る映像のほかに、これまでに取得したブロック数などの統計画面を公開しているが、これがまた驚きだ。

 公開されている統計では今回の整地で採掘した石の数はなんと400万ブロック以上。他のブロックも5桁以上回数しているものが多く、作業量の膨大さがうかがえる。

整地はついに地下まで到達、露天掘り編

 『マインクラフト』における露天掘りとは現実のものとは若干意味合いが違う。『マインクラフト』では多くの場合、地上から地面を掘り進め、採掘できないブロック「岩盤」が現れる深いエリアまでの縦穴を掘ることを露天掘りという。

 ここではPart100までに地上を整地したエリアをさらに掘り進めていく露天掘り編から、一部をピックアップして紹介する。

露天掘りスタート、Part101

 最初の露天掘り編となるPart101では、露天掘りの基本とされる「1チャンク」堀りが行われている。

 1チャンクを簡単に説明すると『マインクラフト』のワールドを管理しやすくするためにワールドを分割したもので、1チャンクは高さ256ブロック、縦横16ブロックとなる。

 動画ではこの1チャンク掘りを露天掘り編の第一歩にスタート。比較的狭い範囲であるが露天掘りを完了した。

露天掘りから2か月、Part110

 露天掘り編のスタートからおよそ2か月が経過したタイミングで投稿されたPart110の様子がこちら。

 初回の1チャンク掘りとはくらべものにならない範囲の作業が進んでいた。

 マップで見てみると、かなりの範囲の露天掘りが進んだ様子。しかし、やはり地上を整地していた山削り編と比べると深く掘る必要があるため、範囲を広げるのにはかなりの時間がかかりそうだ。

初回から5年半が経過、Part286

 さて、2014年の初回投稿から5年半ほどが経過した現実、執筆時点の最新となるPart286ではどれだけ作業が進んでいるのか?

 まずは現在掘り進めているエリアをご覧いただこう、最新の動画では海に沿って露天掘りが進められている。

 全体を映すマップを見ると2016年から始まった露天掘りも、全体のおおよそ半分ほどの作業が完了しているようだ。

 露天掘り作業が始まった2016年8月から3年以上の作業を経てやっと半分、同じペースであれば3年後にはすべての露天掘りが完了しそうだが……。

 今後露天掘りが行われるエリアは水に接している場所も多く作業には時間がかかりそうな予感。残りの露天掘りが終わるのはいつになるのか? 今後の作業も楽しみだ。


 実に5年半以上もの間、『マインクラフト』で整地を続けているこの動画。心地の良い採掘の音色と共に写される驚異の整地作業の様子をご覧になってみてはいかがだろうか。

文/富士脇 水面

【Minecraft】気ままに整地生活Part1【ゆっくり実況】

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