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「今なら天下を取っている」月亭八方が破天荒だった師匠・可朝さん振り返る

日刊スポーツ / 2024年4月19日 16時46分

月亭八方(2022年12月撮影)

落語家月亭方正(56)がパーソナリティーを務めるラジオ大阪「金曜お昼は、めっちゃ方正!」に19日、月亭八方(76)がゲスト出演。師弟共演が実現した。

八方は最近、自分の師匠可朝さん(2018年に死去)についての思いが強くなっていると話した。ユニークなヒット曲「嘆きのボイン」(69年発売)で知られる可朝さんだが、あまり売れなかった「借金のタンゴ」(84年発売)が気になっているという。自分でネット購入しようとしたが「商品なし、ということで買えなかった」。

しかし、ラジオ大阪に同曲のレコードが残っており、番組内で放送された。それを聞いて「さすが放送局やね。借金をたくみにシャレ、笑いにする見事さには感心するしかない」と八方は感心しきり。あまりに破天荒だった可朝さんには当時のファンから「落語をなめているのか」と批判の声もあった。

「風当たりはきつかったが、それでも師匠はまったくぶれなかった。生きてるときは思わなかったけど、実はすごい人やった。今なら天下を取っているのでは?」と八方。

27日には大阪・道頓堀ZAZAハウスで「月亭八方の昭和芸人楽屋ばなしこってりライブ」(ゲスト・若井ぼん)が行われる。

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