生見愛瑠“めるる風”交流術に現場ほっこり…バラエティーだけじゃない!高い演技力でも注目
日刊スポーツ / 2024年4月21日 8時0分
「めるる」こと生見愛瑠(22)が、TBS系「くるり~誰が私と恋をした?~」(火曜午後10時)で、ゴールデン・プライム帯連続ドラマ単独初主演を務めている。バラエティー番組で頭角を現し、女優歴3年ながら、高い演技力に注目が集まっている。ブレーク当初から変わらぬ「何でも」精神で、さらに活躍の場を広げていく。【玉利朱音】
★「胸キュンキラキラ系」
恋愛ストーリーが中心の火ドラ(TBS火曜10時)。「ずっと好きだった」という同枠のオファーに、喜びがあふれた。
「胸キュンキラキラ系のお話がすごく好きなんです。ずっと好きだった火曜10時枠の主演を務めさせていただくということで、本当に素直にうれしくて。衝撃の方が大きかったです、『いいんですか?』って」
人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた主人公・緒方まこと。ある事故で記憶喪失になり、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくストーリーだ。
「まことは、『記憶喪失』って文字だけで見たら結構衝撃的な役どころだと思うんですけど…。そこを割り切って、なっちゃったものはしょうがない、前向きに進んでいこうっていう子。見ていて勇気をもらえると思います」
初の「火ドラ」座長として立つ現場では、周囲の温かさに救われたという。
「座長と言われると『そうなんだ』って思うくらい、全員が支えてくださっていて。『みんなで楽しもう』という雰囲気を周りが作ってくださっています。現場では自然と気が抜けちゃってますね(笑い)」
まことの“恋の相手候補”として、自称元カレ・西公太郎役で瀬戸康史(35)、自称唯一の男友達・朝日結生役で神尾楓珠(25)、自称運命の相手・板垣律役で宮世琉弥(20)が登場。演技の仕事では全員と初共演だが、現場では瀬戸に「こじじ」、宮世に「りゅびび」、神尾には「ふうさん」という「めるる」風? の愛称を付けるなど交流を深めている。
「瀬戸さんとは共通点があって、お互いアニメとゲームがすごく好き。『これおもしろいよ』みたいな感じで教えてくださったり、情報交換してますね。笑いのツボも似ていて、撮影現場でも同じタイミングで笑っちゃったり。すごく優しいお兄ちゃんって感じです」
神尾については「ギャップの人」とにやり。
「クールなイメージがあったんですけど、実はまれに見る変な人でした(笑い)。本当にワードチョイスとかがすごくおもしろい! でもお芝居になるとビシッと演技をされるので、そこのギャップもすてきだと思っています」
★初心忘れず「何でも!!」
3人の中で唯一年下の宮世は「かわいらしい」存在だという。
「バラエティーでも演技でも、年下の方と共演することがあまりなかったので新鮮でドキドキしていました。2歳しか違わないんですけど、しゃべるとやっぱり若いしすごくかわいらしい。親しみのある雰囲気です」
作中でまことに近づく、タイプの異なる3人の男性。生見自身が恋をするなら…?
「えー、選べないですね…。公太郎さんはさりげない優しさとツンデレな感じが魅力的。朝日はまっすぐ思いを伝えるし優しさの塊って感じですごくすてき。律は年下だけど、仕事ができる大人なギャップがある。それぞれ良さがあって、やっぱり選べない!」
記憶喪失により“くるり”と一変した世界でも前向きに行動するまこと。生見自身の世界がガラッと変わった瞬間について聞いた。
「やっぱり、この業界に入った時が、一番の“くるり”ですかね。小学4年生の頃に雑誌のモデルになったのがきっかけでこの業界にいるので、その時のオーディションですね」
18年、ABEMAの恋愛リアリティーショー「太陽とオオカミくんには騙されない」で注目を集め、華やかなビジュアルと天然キャラでバラエティー番組に引っ張りだこに。映画初出演にしてヒロインを務めた22年の「モエカレはオレンジ色」では日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞。昨年はドラマ3本に出演し、その演技力を評価する声が相次いだ。
今後演じたい役や作品を聞くと「難しいですね…」としばし考えこんだ。「実は、あまりそういうのを決めたことがなくて。出られるなら何でもうれしいんですよ」と真剣なまなざしで答えた。
バラエティー、モデル、女優。お茶の間で見かけない日はないというくらい多方面で活躍中だが、その裏には「謙虚かつ貪欲」な姿勢があった。
「特に演技は始めてまだ間もないので、まずは現場に慣れたいです。とにかくいろんな現場に行って、どんな役でも挑戦していきたいです」
今後の展望についても笑顔で口にした。
「今、演技がもちろん楽しいです。ファッションとかメークも大好きなのでモデルのお仕事もしたいし、バラエティーも好き。やりたいことを1つに決めずにやっていきたいっていうのは変わらずですね。何でもやりたいです!」
高校卒業のタイミングでの日刊スポーツのインタビューでも「何でもやりたいです!!」と語っていた。あれから4年。
「あ、でも! 警察官とかお医者さんとか、日常ではなかなか経験できないような役職のある人を演じてみたいです。舞台のお芝居にも興味がありますし…。できるうちに学生役も!」
初心を忘れず、前向きで好奇心旺盛なマインドが、ブレークの秘訣(ひけつ)なのかもしれない。
▼「くるり~誰が私と恋をした?~」で共演の丸山礼(27)
バラエティーではサバサバしているので淡泊な方なのかなと思っていたのですが、現場では初日から連絡先を聞いてくれるほど人懐こくて連絡もまめ! お仕事が忙しい中でも自分を保つことが上手で愛らしい性格です。どんな時もテキパキ動くし、年上の私にも誕生日の日に撮影が重なった時はご飯をおごってくれたり、美髪をうらやんでいたら彼女のおすすめのシャンプーセットをプレゼントしてくれたり…。いい人すぎて、前世でどれだけ徳を積んだ人なのか気になってしまうほどです。
◆生見愛瑠(ぬくみ・める)
2002年(平14)3月6日、愛知県生まれ。エイベックス主催のコンテストをきっかけに芸能界入り。21年3月から「CanCam」専属モデル。21年、日本テレビ系「おしゃれの答えがわからない」でドラマ初主演。同局系「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」テレビ朝日系「日曜の夜ぐらいは…」、フジテレビ系「風間公親-教場0-」など出演。日本テレビ系「ヒルナンデス!」木曜レギュラー、フジテレビ系「トークィーンズ」など、バラエティー出演多数。愛称「めるる」。165センチ。
◆くるり~誰が私と恋をした?~
悪目立ちしないよう素を見せずに生きてきた24歳の主人公・緒方まことは、事故で記憶喪失に。かばんにはプレゼントに贈ろうとしていた男性用の指輪があるが、思い出せずにいた。前途多難なまことの前に指輪がピッタリはまる3人の男性が現れる。
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