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【囲碁】初の団体戦「日本女子囲碁リーグ」7月から開催 チーム4人編成 優勝賞金500万円

日刊スポーツ / 2024年4月22日 20時1分

女流棋士を代表して「第1回日本女子囲碁リーグ」への期待を語る藤沢里菜女流本因坊

日本棋院は22日、「第1回日本女子囲碁リーグ」を今年7月から1年間開催すると発表した。

団体戦は初の試みで、今年で創立100周年を迎える同院の記念事業の1つとなる。優勝賞金は500万円。

このリーグは「チーム囲碁将棋チャンネル」「チームセンコーグループ」「チーム若鯉」「チーム福岡」「チーム名古屋」の5チームによる、ホーム&アウェーの総当たり戦。1チーム4人編成とし、対局は3人が行う。チーム選手選抜会議をプロ野球のドラフト形式で5月28日に行い、各チームを編成する。日本棋院所属棋士のほか、関西棋院や海外の棋士の参加もできるとしており、今年3月に韓国棋院に移籍した仲邑菫三段(15)が指名される可能性もある。

日本棋院の小林覚理事長(65)によると、4~5年前に中国の女子リーグ関係者から、「日本でもリーグを創設してほしい」とのオファーがあったという。コロナ禍で頓挫したが、中国や韓国のリーグに所属するチームから日本の棋士が呼ばれるケースも目立ち始めた。「女流棋士のレベルアップや地方の囲碁ファンの開拓」を狙いとして、創設した。

韓国リーグへの参加経験がある藤沢里菜女流本因坊(女流名人=25)は、会見で「チーム戦は、喜びを分かち合う素晴らしさがあります。今までにない面白い企画で、出場できれば楽しみです」と語った。

7月17日に都内のホテルで行われる日本棋院創立100周年記念式典の後、日本女子囲碁リーグ開幕式を開催。7月下旬からほぼ1カ月に1回予定されている対局をこなし、来年6月28日にリーグ1、2位のチームで決勝戦を行う。

男子リーグ創設の可能性があるほか、女子リーグを第2回以降も継続し、チームを増やす可能性がある。将来的には、中国・韓国のリーグ優勝チームとの「チャンピオンズ・リーグ」を開催する構想もある。

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