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岩田明子氏「ポスト岸田」は「決め手に欠ける」岸田首相の生き残りに向けた執念について分析

日刊スポーツ / 2024年5月4日 13時32分

岩田明子氏(ホリプロHPから)

元NHK解説主幹でジャーナリストの岩田明子氏は4日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に出演し、4月28日投開票の衆院3補選で全敗するなど厳しい政権運営を余儀なくされている岸田文雄首相の、今後について解説した。

岩田氏は「会期末に向けて(内閣)改造、選挙などを仕切る幹事長を交代させるのではないかという見方もあったが、ここまで選挙で厳しいことになってしまうと、それをやりきる体力があるのか。(打診に)断られてしまったら改造しようとしても立っていられなくなる。なかなか厳しいものがあるのではないか」と述べ、現時点では内閣改造や党役員人事による局面打開は厳しいとの見方を示した。

番組パートナーのタレント山崎怜奈から、衆院解散・総選挙の見通しについて問われると「岸田総理としては9月の総裁選で無風に再選されるためには、6月の会期末で解散という構想もあったと思うが、この(衆院3補選)の結果を受けて、自民党も公明党も選挙を先送りしろという風が強まっているので、やりにくくなっていると思う」と分析。岸田首相が腹の中では機会を探っているとされる衆院解散に踏み切るのは、なかなかハードルが高いとの認識を示した。

その上で「6月が自公の反対でやりにくくなってくるとなると、次のチャンスは9月に、新しい顔になってもらって、解散総選挙に打って出るというのが与党には望ましい(シナリオ)」と述べ、与党内には9月の自民党総裁選で新総裁を選んだ上での衆院選への期待があることにも触れた。

一方で「ポスト岸田」について「決め手に欠ける」と指摘。「茂木幹事長もやる気満々ですし、いわゆる『小石河』ですよね。大いに局面転換しようということで女性となると高市さんや、上川さんですね」と名前を挙げた上で、「ただ岸田さんとしても、政治資金規正法などを粛々とあげることで、ネクスト(ポスト岸田)がしっかり決まっていない、野党の支持もいまいちだということで、もしかしたら生き残りができるんじゃないかということで、とにかく政策課題に取り組むというものを崩していない」とも分析。岸田首相の、自らの生き残りに向けた「執念」についても言及した。

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