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脚本北川悦吏子氏、妻夫木聡に「イケメンに隠れていたもの見えた」名作以来20年ぶりタッグ

日刊スポーツ / 2024年5月6日 6時0分

記者会見に出席した、左から杉野遥亮、妻夫木聡、脚本家の北川悦吏子氏、渡辺謙、原田知世、大政絢

渡辺謙(64)と妻夫木聡(43)が主演するテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」(6日午後8時)の記者会見が5日、都内の同局で行われた。

人生に悩む主治医(妻夫木)と、余命宣告された患者(渡辺)が、バイクで旅をしながら「人は何のために生きるのか」を模索するロードムービー。脚本を手がけた北川悦吏子氏(62)は、妻夫木とTBS系「オレンジデイズ」(04年)以来、20年ぶりのタッグ。時を経ての共演に妻夫木は「またご一緒できて感慨深かった」と感慨。今でも両者の親交は深く、20年来の仲。「北川さんが書く脚本は、書かれているものの事実だけじゃなくて、その裏に隠された大事なことを書いてくださっている。背景にある、人間にとって大事なものを書いてくださる。それをかみしめて演じました」と感慨。

北川氏は「『オレンジデイズ』の時の良さと、今の妻夫木君の良さは変わらないんだけど、歳を重ねてピュアな感じとか優しい感じとか良さが浮き彫りになった。当時24歳だったから、イケメンということに隠れてしまっていたものが見える事ってあるんだなって思った」。互いに顔を見合わせてほほ笑み、“再会”を喜んだ。

共演の原田知世(56)杉野遥亮(28)大政絢(33)も登壇。同局の祖父江里奈プロデューサーは「テレビ東京とは思えない素晴らしいキャスト」と恐縮した。

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