【宝塚】宙組２人退団、他組より10人以上少ない60人に ６月20日９カ月ぶり上演再開予定

宝塚大劇場

宝塚歌劇団は7日、宙組所属の舞こころ、陽彩風華が、この日となる5月7日付で退団すると発表した。2人は18年春入団の104期生。宙組メンバーは60人となった。

宙組をめぐっては、昨年9月末に宙組団員が急死し、すべての公演が停止。劇団は、今年3月28日にパワーハラスメントを認めて急死団員の遺族と合意書を締結。直後の同31日には、急死団員と同期入団の宙組団員を含む2人が同日付で退団する事態となっていた。

その後、6月20日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する宙組公演「Le Grand Escalier　－ル・グラン・エスカリエ－」（作・演出＝斎藤吉正、宝塚大劇場で6月30日まで、東京宝塚劇場で7月20日～8月25日）で、約9カ月ぶりの再開が決まった。ショーのみの特別公演で、主演はトップ芹香斗亜、トップ娘役春乃さくら。

宝塚では現在、1組75人前後が基本で、花、雪、月、星組とも、おおよそ、その前後の人数が所属するが、この日付2人の退団で、宙組は大幅に少ない60人となった。