戸田恵子、36年続く「アンパンマン」キャストの高齢化を実感「台本は少し字を大きく」

戸田恵子

声優で女優の戸田恵子（66）が7日、フジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜午前11時50分）にゲスト出演。長寿アニメ出演者ならではの苦労を語った。

戸田は36年にわたり、アニメ「アンパンマン」で主人公アンパンマンの声を担当する。番組開始当初から週に1度の収録日が決まっており「必ず週に1回は撮らなくてはいけないという原則のもとにやっているので、なかなか大きな休みは（取りづらい）」と明かした。

現在は午前中から収録がスタートするといい、戸田は「朝の収録だからいいんです。夕方の収録だったら、終わってみんなでどっか行っちゃうでしょ？　体には良くないと思って。今は朝からやって午後には終わるから、今は健全な感じ」と笑顔。また「コロナ前まではみんなで朝ラジオ体操してました」とも話し、「高齢化になってきたので体を起こそうと。どんな有名なゲストがいらしても『すいません、ラジオ体操を』って。野沢雅子さんもラジオ体操。お願いしますって言って」と大ベテランにもお願いしたと笑った。

さらに「途中で『アンパンマン』の台本は少し字を大きくしていただいて。皆さん『ちょっと字が小さくなりましたね』って」とキャストの老眼が進んでいることにも苦笑い。「スタッフのご厚意で、字も大きく。皆さんの愛情のもとにやらせていただいてます」と気遣いに感謝していた。