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水原一平被告は「釈放後はほぼ2度と米国の地を踏むことはできない」紀藤正樹弁護士が私見

日刊スポーツ / 2024年5月10日 8時58分

紀藤正樹弁護士(2022年7月撮影)

弁護士の紀藤正樹氏が10日までにX(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平被告(39)の判決後について私見を述べた。

水原氏をめぐっては、銀行詐欺罪と納税詐欺罪の2つの罪状に関して司法取引に応じたと、AP通信などが8日(日本時間9日)報じた。銀行詐欺罪は最長で禁錮30年、うその申告による納税詐欺は最長で禁錮3年となる。両罪での最高刑は「懲役33年」となるが、司法取引で量刑が軽減される見通し。

紀藤氏は、水原被告が日本に強制送還される可能性について報じた記事を貼り付け、「ようやく判決後のことが報道され始めましたが収監は原則、米国で収監を希望するか日本で収監を希望するかが受刑者側で選べ、多くの場合が米国の刑務所の方が規律が緩いので米国での収監を望むことが多いんです」と解説。続く投稿では「ちなみに米国の刑務所では暴力が横行しているというのは映画やドラマの見過ぎです。そんなことが実際に横行してれば人権の国米国で問題になるでしょう」と補足するとともに、「そして、水原容疑者が、仮に米国で収監されたとしても、結局は、釈放後は、当然日本に強制送還され、ほぼ2度と米国の地を踏むことはできないと予想されます」とした。

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