ヘンリー王子が妻メーガン妃と英空港内で極秘合流、国内素通りでナイジェリア訪問に批判の声も

州知事の話を聞くヘンリー王子（ロイター）

英国のヘンリー王子（39）が、ナイジェリア訪問を前に英国内でひそかに妻メーガン妃（42）と合流していたことが分かった。

夫妻は10日から3日間の日程で、ナイジェリア訪問をスタートさせ、さっそく現地の学校を訪問。その後は、ナイジェリア軍による歓迎式典に出席した。報道によると、今回の訪問はナイジェリア国務省の高官からの招待で、王子が立ち上げた負傷兵士らのための国際スポーツ大会インビクタス・ゲームのプロモーションが目的だという。滞在中は軍関係者との会談や軍病院などの訪問も予定されている。

8日にロンドンで開催されたインビクタス・ゲーム10周年を記念する式典に出席するため単身で訪英した王子は、ヒースロー空港のVIPルームで米国から到着したメーガン妃と落ちあい、一緒にナイジェリア行きのフライトに乗り込んだという。妃は、2022年9月のエリザベス女王の葬儀に参列して以降、飛行機の乗り換えを除いて英国の地を踏んでいないとされている。式典を欠席し、英国を素通りしてナイジェリアを訪問する妃に批判の声が上がっていた。

DNA検査で43％ナイジェリア人であることが分かったと明かしていた妃は、肩を大胆にのぞかせるピンクのドレスでシャツ姿の王子と共に首都アブジャに到着。その後、白いパンツスーツに着替えた妃は、招待を受けたクリストファー・ムーサ国務長官による歓迎を受け、軍の最高幹部との会談も行った。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）