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かつてカカオ豆からつくられていた「ショコラトル」って何?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年5月30日 11時25分

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月23日放送分のテーマは「チョコレート」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

チョコレートのベースとなる最も重要な原料は「カカオ豆」です。紀元前の時代から存在し、中南米など熱帯地方に生育するカカオの木の種子のことです。

学名は「テオブロマ・カカオ」であり、「テオブロマ」とはギリシャ語で「神様の食べ物」という意味です。当時はとても高価で貴重なものだったそうです。

初めのころは、なかに詰まったカカオ豆を生のまま食べていましたが、その後、ローストしたカカオ豆をすりつぶして飲むようになりました。この飲み物は「ショコラトル」と呼ばれ、トウモロコシの粉を加えたり、バニラやスパイスで香りをつけて飲んでいたそうです。

16世紀になるとカカオはヨーロッパに伝わり、同じように「ショコラトル」を楽しむようになります。その後、「ショコラトルをもっと飲みやすくできないか?」と考えたオランダ人のバンホーテン氏は、1828年、カカオに含まれている油や脂肪分である「ココアバター」を搾り取って、「ココアパウダー」を発明しました。

このココアパウダーに砂糖とお湯を加えたものが「ココア」で、バンホーテン氏が創業したのが、オランダのココアメーカー「バンホーテン」となります。

ココアの発明は、後にチョコレートの発明へとつながっていきます。

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