1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

健康な老後を送るための「5つのM」 医師が解説

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年8月8日 15時35分

写真

ニューヨーク在住の老年医学専門医・山田悠史医師が8月8日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。健康な老後を送るための「5つのM」を解説した。

※イメージ

山田は、高齢者の2割の人には病気がないと明かし、未然に防げる病気を防ぎ、健康な老後を過ごすには「5つのM」が不可欠と語った。

1つ目のMは「Mobility(からだ)」。山田は「これは、”体がどのくらい動けるか”。年を重ねていくうちに、杖や歩行器が必要になることがある。また、一見歩くことに問題がなくても、車椅子生活や転倒のリスクが増加している場合もある。一度の転倒が大きな骨折を招き、一瞬のうちに動く能力を低下させることもあり得る」と解説した。そのためには日々の運動が大切だという。

2つ目のMは「Mind(こころ)」。山田は「65歳以上の5人に1人が認知症」としたうえで「認知症には、治る認知症もあるという認識が必要」と解説。さらに、アルツハイマー病を予防するためには、難聴、血圧の管理、運動習慣などを見直すことが大切と語った。

3つ目のMは「Medication(くすり)」。山田は「65歳以上の約3人に1人は5種類以上の薬を毎日飲んでいる」と前置きし「長い間飲まなければならない薬、飲んだ方がいい薬がある一方で、やめられる薬、やめた方がいい薬もある」と指摘し「薬と上手に付き合うことは、年を重ねる中で大切」と解説した。

4つ目のMは「Multicomplexity(よぼう)」。山田は「多様な疾患を抱えた状態を未然に防ぐことが大切」と語り「健康診断を定期的に受ける、予防接種で必要な物を受ける。健康的な生活習慣を見直すことが大切」と解説した。

5つ目のMは「Matters most to me(いきがい)」。山田は「あなたの人生にとって何が最も大切か」としたうえで「生きがいを持つことで、死亡リスクが低減するなど、実は健康と密接に関係する。そういう意味で何よりも大切なことかもしれません」と解説した。

山田悠史医師

最後に山田は、これら”5つのM”を若いうちから意識することで「最高の老後を送ることができる」と語り、この話題を締めくくった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください