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防衛相が破壊措置準備命令 北朝鮮偵察衛星 「北がよほどの失敗をしない限り、撃ち落とすことにはならない」辛坊治郎が解説

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年4月24日 19時50分

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キャスターの辛坊治郎が4月24日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。北朝鮮が発射を計画する「軍事偵察衛星1号機」が日本領域に落下する事態に備え、浜田靖一防衛相が22日、自衛隊に対して「破壊措置準備命令」を発出したことを巡り、「北朝鮮がよほどの失敗をしない限り、日本が撃ち落とすことにはならない」と解説した。

2022年9月8日、最高人民会議(国会)第14期第7回会議の2日目会議で施政演説を行う金正恩朝鮮労働党総書記=平壌の万寿台議事堂(朝鮮中央通信=朝鮮通信)朝鮮通信/共同通信イメージズ

北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げに向けた準備を進める中、浜田靖一防衛相は22日、日本の領域に落下する事態に備え、自衛隊に「破壊措置準備命令」を出した。これを受け、自衛隊は沖縄県の離島に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開する作業を開始した。

辛坊)衛星を打ち上げるロケットもミサイルも基本は同じ技術です。弾頭に何を載せるかによって違ってくるのと、衛星の場合には落下してこないよう一定の速度以上に到達させなければなりません。

国連安全保障理事会決議は、北朝鮮による弾道ミサイル技術を使用した、いかなる発射も禁止しています。だからといって、北朝鮮が打ち上げた衛星を日本が撃ち落とせるかと言うと、無理です。

今回は、あくまでも北朝鮮が打ち上げに失敗して衛星の破片が日本に落ちてきたような場合に迎撃するという、それだけのことです。ですから、北朝鮮が軍事偵察衛星を打ち上げたら、日本が迎撃するという話ではありません。現実問題としては、北朝鮮がよほどの失敗をしない限り、日本が撃ち落とすことにはなりません。

北朝鮮が軍事偵察衛星を打ち上げるとすると、打ち上げる方向はおそらく南です。日本の南西諸島辺りを通過する可能性が高いとみられます。

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