20年連続で1位に輝く「世界が認めた日本一の庭園」

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月28日放送分のテーマは「庭園の雑学」です。

※画像はイメージです（足立美術館）

「世界が認めた日本一の庭園」があります。アメリカの日本庭園の専門誌が、日本国内にある日本庭園約1000ヵ所を対象にしたランキングによるものです。

このランキングは歴史的な価値や規模、知名度ではなく、庭園の質、庭園と建物との調和、利用される方への対応など「現在鑑賞できる日本庭園として、いかに優れているか」を基準に選考されています。

この「日本庭園ランキング」で20年連続1位に輝いているのが、島根県安来市の「足立美術館」です。1970年（昭和45年）に、地元出身の実業家・足立全康によってつくられました。

近代日本画の巨匠として知られる横山大観の作品を中心に、近代日本画が展示されている美術館ですが、それとともに知られているのが広大な日本庭園です。

創設者・足立全康の「庭園もまた一幅の絵画である」という思いが込められており、日々刻々と変化する庭園の眺めは、一期一会の美しさに満ちあふれているそうです。

ちなみに、昨年（2022年）の「日本庭園ランキング」だと、2位は京都の「桂離宮」、3位は東京都葛飾区の「山本亭」でした。