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山田裕貴「選手宣誓になっちゃった」 日本アカデミー賞登壇スピーチを振り返る

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年3月26日 11時50分

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3月11日(月)深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週月曜24時~24時58分)が放送。3月8日、『第47回日本アカデミー賞』の授賞式に出席した山田が、『話題賞』の俳優部門を受賞した感想を語った。

『第47回日本アカデミー賞』の話題賞の俳優部門を受賞した感想を語る山田裕貴

『第47回日本アカデミー賞』の話題賞の俳優部門を受賞した感想を語る山田裕貴

同賞は、『オールナイトニッポン』リスナーが「今年、最も話題を集めた」と思われる「作品」と「俳優」を決める一般投票が可能な唯一の部門。番組では、授賞式に登壇した山田のスピーチを特別公開した。

「俳優を目指したのは18歳の頃で、名古屋から上京してきて、俳優の養成所に通っていました。その時のノートに『いつかアカデミー賞に立つような男になる』と書いて、13年が経ち、『キングダム』『ゴジラ-1.0』『東京リベンジャーズ2』『BLUE GIANT』、この作品によって、この場所に立てました。そして僕がやっている『山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)』のリスナーの皆様が選ぶという名目もありますので、多大なる感謝をここに……本当にありがとうございます。

ですが、先ほどからテーブルで見させていただいていますと、やっぱりこの5人の中のパネルにいつか自分も写りたいと。新人賞はまだ取れますか? 一応13年やらせてもらっています。新人賞から助演男優賞、主演男優賞もいつか獲れるような、話題だけで終わらず、長く続く、話題に残せるようなそんな俳優になりたいと、ここに宣言します! 本当に関わってくださった皆様、そして会社の皆様、本当にありがとうございました」

このスピーチを受けて、番組内で山田は当時の心境を振り返った。

「選手宣誓になっちゃったんだよね。緊張しすぎて、最後わからなくなっちゃって(笑)。『この5人の中のパネルに』という部分は、助演男優賞や主演男優賞の皆様が『ステージへどうぞ』って言われたときに、ステージの後ろの大きなモニターに5名の役の顔写真が載って紹介されるんですよ。そこに、僕もいつか載りたいんです。

それこそ最初は、ここに立てると思ってなかったんです。『アカデミー賞』は、毎年『自分も呼ばれないかな?』と思っても、マネージャーさんから『今年もダメでした』って告げられるうちに、もう聞くのもやめて、自分の中で遠ざけてたものだったんですよ。

だから、『アカデミー賞』のスピーチで、『死ぬまで続けてたら、それが“頑張ったで賞”だと思いながら俳優をやっていますけど、このアカデミー賞の場に立てたら、全部の賞が欲しくなっちゃいました。全部獲りたいです!』ってことを、ちょっとまろやかにして言っているスピーチなんです。

よくよく聞いたら、僕は、新人賞は獲れないらしくて、それは残念だけども、助演男優賞、主演男優賞、最優秀も獲れたらいいなって思いを込めてスピーチしました。もちろん、『オールナイトニッポン』のリスナーの皆様が投票してくれたことによって立てています。ラジオをやってなかったら立ててなかったかもしれないんですよ! だから、本当にありがたかったです。ちょっと会場はウケてましたね(笑)。良かったです。『話題賞』だし、少しでも話題になればと思いました」

「話題」だけでは終わらずに、いつか全ての賞を獲ることが目標だと宣言した山田。

このスピーチについて、会場に出席していた妻夫木聡、窪田正孝、鈴木亮平からトークを絶賛されたことも振り返り、山田は改めて感謝を述べていた。

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