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那覇市の認可外保育園でうつぶせ寝にさせられた乳児の死亡事故 死因は窒息か 沖縄県外の医師が診断 県警が捜査 

沖縄タイムス+プラス / 2024年3月20日 7時56分

(資料写真)死亡した男児がいた場所に手向けられた花や菓子=2022年8月、那覇市楚辺の「緑のすず乃保育園」

 那覇市内の認可外保育園で2022年7月、うつぶせ寝にさせられた生後3カ月の男児が死亡した事故で、県警が県外の医師に依頼した死因鑑定で「窒息」と診断されていたことが分かった。当時の保育状況や既往歴を総合的に評価したという。男児の遺族の代理人弁護士が19日までに、本紙の取材に明らかにした。

 これまでの鑑定では「不詳」とされており、死因が特定されたのは初めて。

 一般的に乳児は外傷がある場合を除き、死因特定は難しい。県警は業務上過失致死などの疑いを視野に、元園長からの聴取を進める。

 一方、事故を受けて発足した市の検証委員会は25日に再発防止策をまとめた提言を市へ答申する。どこまで実効性のある提言に落とし込めたかが焦点だ。

 検証委には強制力を伴う調査権限がなく、関係者への聞き取りは全て任意。元園長からは体調不良などを理由に断られ、事情を聴けなかった。捜査中の事件の証拠になるため、県警からの情報提供も限定的だった。こうした中で関係者からの聞き取りや問題点の整理に時間を要したため、当初6回ほどの予定だった会議は23回開かれた。

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