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絵画や彫刻など724点、多彩な表現に感嘆 沖縄県内最大の美術・工芸の公募展「沖展」きょう最終日

沖縄タイムス+プラス / 2024年4月7日 8時16分

週末に多くの来場者が詰めかけた沖展=6日、浦添市・ANAアリーナ浦添(竹尾智勇撮影)

[沖展 2024 75th OKITEN EXHIBITION]

 沖縄県浦添市のANAアリーナ浦添で開催中の「第75回沖展」(主催・沖縄タイムス社)は7日、最終日を迎える。県内最大の美術・工芸の公募展で、連日家族連れらが絵画や彫刻など12部門の作品計724点を楽しんでいる。

 6日、嘉手納町から来た知念朋輝(ともき)さん(11)=嘉手納小6年=は、白い旗を持つ少女の絵画で平和と戦争を同時に表現しているところに着目。「やっぱり平和が大切だと思った」と話した。

 書芸部門の作品にじっと見入っていたうるま市の玉元庄弘さん(87)は「かな文字で立体的に表現しており素晴らしい」と述べた。

 木工芸部門に出品した長嶺忠雄さん(60)=沖縄市=は展示方法を工夫したとし「多くの方に反応してもらえてうれしい」と話した。

 入場は午後5時半まで。問い合わせは事務局、電話080(6494)8374。(社会部・知念豊)

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