【速報】沖尚とエナジック、センバツ決定 高校野球春の甲子園 沖縄から2校出場は11年ぶり

 

　第97回選抜高校野球大会（3月18日開幕、阪神甲子園球場）の出場校選考委員会が24日、毎日新聞大阪本社で開かれ、出場32校が決まり、沖縄から沖縄尚学、エナジックが選ばれた。

　沖尚は2年ぶり8度目の出場で、3度目のセンバツ制覇を目指す。創部3年目のエナジックは春夏通じて初めての甲子園出場となる。県勢2校が選ばれるのは2010年の嘉手納と興南、2014年の沖尚と美里工業以来、11年ぶり3度目。

　沖尚は昨年の県秋季大会で優勝。秋季九州大会では1回戦で佐賀北に3ー2で競り勝ち、雨天で継続試合となった準々決勝では1年生左腕の末吉良丞が好投して鹿児島実業に5ー0で完封勝ちした。準決勝は西日本短大付（福岡）に11ー1でコールド勝ち、決勝はエナジックとの県勢対決を6ー2で制して4季ぶり6度目の優勝を果たした。

　県大会準優勝のエナジックは九州大会1回戦、左腕エース久髙颯の好投で、強豪の神村学園（鹿児島）に2ー1で競り勝った。機動力を生かし、準々決勝で壱岐（長崎）に9ー2でコールド勝ち、準決勝で柳ヶ浦(大分)を4ー2で下した。九州準優勝の好成績でセンバツ切符をつかんだ。
 組み合わせ抽選は3月7日に行われる。