手越祐也、ツアー最終公演のオフィシャルレポートが到着
OKMusic / 2024年3月1日 20時0分
(okmusic UP's)
手越祐也が全国5都市を回ったライブツアー『手越祐也 LIVE TOUR 2024 絆 -KIZUNA-』が2月29日のZepp Hanedaでの2Days公演をもって全日程を完走した。本ツアーは2月1日のKT Zepp Yokohamaでの2Days公演を皮切りに、大阪、愛知、宮城を回り、最終公演の東京でラストを迎えた。本稿ではZepp Hanedaの最終日の公演をレポートする。
会場のメインステージには大きな六角形をベースに、ツアータイトルの「KIZUNA」「絆」を刻み、ステージ下手側からはピンク、上手側からは白色の照明で照らし観客を迎えた。開演3分前ごろから「祐也」コールに包まれる会場。定刻の19時を回ると客電が落ち、バンドメンバーに続いて手越が登場。シルエットでありながらオーディエンスの視線を釘付けにした。ブルーの照明がステージを照らしたかと思えば、一瞬の暗転を経て、眩しいほどの強い光が手越を照らした。
今回のライブツアーでは、2Daysそれぞれにセットリストを用意。それほど手越の音楽が増えたという証でもあるのだ。ツアーラスト、Day2の1曲目を飾ったのはミニアルバム『絆 -KIZUNA-』に収録の田邊駿一(BLUE ENCOUNT)が手がけた「everlasting」。オレンジ色の光につつまれながら、ノースリーブにロングジレ姿の手越が軽快なリズムにあわせて歌唱。オーディエンスを歓迎するかのように柔らかい歌声で会場を包んだ。
「ファイナルへようこそ!」と手越の呼びかけに観客からは拍手と歓声があがった。2曲目の「ARE U READY」ではビートに合わせてキレのある歌唱を響かせながら踊り、続く「Addict」では刺激的な世界観でオーディエンスを翻弄。「Zepp Haneda!」と声を張り「どうもー手越祐也です!」と元気いっぱいに挨拶。「ついにやってきました、ファイナル。みんなちゃんと気合入ってんだろうね?」と投げかけると、手越に負けじと大きな歓声を返すオーディエンス。「今回のツアーの集大成だから、俺はもうこのステージ上で倒れてもいいと思うパフォーマンスをするつもり」と意欲を見せたのに続き、「絆のミニアルバム、すり減ることはないけど、すり減るぐらい聴いてきてくれてるのかい?」と笑いを交えながらファンとの交流を楽しむ一幕も。
会場から元気な声が聞こえてくると、手越は「メンズ、騒がしいぞ(笑)」とツッコミを入れつつも、「いいぞ、いいぞ!今日、日本で熱い会場はここでしょ?」と誇らしげに叫んだ。「絆ツアーはコール&レスポンスがいっぱいあったり、参加してもらったりみんなの参加がないといいライブにならないから。ってことは、みんなもライブを作る仲間だよ!いい?」と呼びかけると、手越のファンであるHONEYYY(読み:ハニー)たちも大きな声で応えていた。
リズミカルなクラップが響く「Hello‼」。そしてステージサイドからパープルの照明を浴びながら「LUV ME,LUV ME」へ。ディスコサウンドを彷彿とさせる音に合わせて、手越は指でサインを送るように歌い踊った。スモーキーなブルーの灯に照らされ、ここで少しクールダウン。イスに軽く腰かけた手越が、全編英語詞の「HOTEL」を熱唱すると、オーディエンスも「Oh~」と声を重ねる。続く「Snow White」では、コロナ禍に観客の声の代わりとなったベルチャームの音が会場に響いた。一緒に歌ったりベルチャームを鳴らしたり。柔らかい光に包まれながら、まるでワインのマリアージュを楽しむかのように、会場全体が心を寄せ合って音楽を堪能した。続いて、アコースティックギターの音色が響く「Snow White」から「この手とその手」、そして金井政人(BIGMAMA)が手がけた「face to face」へ。グリーンの細いレーザー光が会場をゆっくりと照らし、手越も一人ひとりと目を合わせるようにステージを歩きながら歌い上げた。
MCに入ると手越は「ここで俺のフリートークが炸裂するから座ってって言うんだけど…」と切り出し、YouTube配信用動画の撮影を行うと発表。前回のツアーファイナルで収録したYOASOBI「アイドル」をカバーした動画が大反響だったことに触れ、「HONEYYYと俺らの最強のライブを他の人にも観て欲しい」と手越。今回はCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」をカバー。収録した動画は「手越祐也チャンネル」にて近日公開予定。改めて手越は「2月1日から始まった特別なツアーも、無事に全国のHONEYYYのおかげでファイナルを迎えることができました」と挨拶。「2月1日の初日から幕を開けて1カ月で、5カ所を回って10公演もある。しかもDay1、Day2の内容とセットリストが全部違ってね、この新しい初めてのチャレンジのツアーだからより早く感じる」とこの1カ月を回顧。「2日間を通じて伝えたいことは」と切り出し、同日に発表されたばかりの大谷翔平選手の結婚報道に触れながら、明るいニュースで「ほっ」とするような世の中になればと語った。
その流れで手越からは「手越祐也 シンフォニックコンサート」第3弾の開催が決定したという明るいビッグニュースを発表。5月4日の東京オペラシティ コンサートホールを皮切りに、5月11日には京都コンサートホールなどでも開催予定だという。興奮冷めやらぬ様子のファンからは改めて大きな声援が寄せられた。
後半は「Lovin'U」からスタート。山田海斗・竹中雄大(Novelbright)が手がけた疾走感に溢れるロックな世界観の「Gluttony」。さらに激しさを増す「LOVE SENSATION」、「I'm coming」とディープな世界へオーディエンスを誘い、本編の最後の最後まで突き抜ける歌唱で魅了した。
今回のツアーでは2日間でセットリストを全て変えたのに加え、会場を照らす照明づかいも見どころのひとつ。楽曲の世界観や歌詞の情景・心情描写に合わせて細かくセッティングし、メインステージのみならず、2階席にも届けるようなダイナミックな演出も。カラフルでファッショナブルな光の演出で観客を魅了した。そしてなんといっても手越の歌唱力の凄みを感じるステージだった。繊細で優しいストレートな歌唱を聴かせたほか、シャウトにハイトーン、ロングトーンと迷いのない発声で、最後の最後まで衰え知らず。特に中盤から終盤にかけて、歌声を発すれば発するほどそれがエネルギーになるような、パワフルかつエネルギッシュな歌唱でオーディエンスの心を揺さぶった。
「絆ツアーファイナル、めちゃくちゃ幸せでした。ありがとう」と心を込めて挨拶をした手越。「全国を回って、全国のHONEYYYに会って、俺がソロになってからそばにいてくれる仲間だったり、色んな番組で出会ってきた仲間だったり、そういう人への思いをどういう風にこのツアーで表現したらいいのかなってすごくワクワクしながら考えて」とツアーに込めた思いを告白。
また、ソロアーティストになったばかりの当時を振り返り、「振り返ったら誰もいなくて、あぁこれが現実かって思った日もあったんですけど。でも信念を突き通して、周りの人を大切に一日一日を生きてればきっと伝わる日が来たり、ついてきてくれる仲間がいてくれるだろうって。最初はね、スーパーポジティブとかってSNSをやってたけど、全くそんなことなかったし、めちゃくちゃ落ち込んだこともあった」と明かした。1st Digital Single 「シナモン」を皮切りに、楽曲が増えていくこと、様々なアーティストと仕事ができることへの喜び、そしてファンへの感謝をたっぷりと語った。
本編が終わるとすぐさまファンからは「ダーリン」コールが響く会場。アンコールに応えてTシャツ姿で登場した手越は、眉村ちあきが手がけた「Lover」をはじめ、マイキによる「アダルトブルー」、井上竜馬(SHE'S)による「My Own Beat」と、固い“絆”で結ばれたアーティスト陣が手がけた楽曲を熱唱した。手越は今回のツアーを振り返り、「改めて愛と絆を感じたツアーになりました」とファンをはじめバンドメンバーやスタッフへの感謝を語った。続けて「こんな最強な仲間が周りにいてくれたら俺は前だけを見て突き進んでいけるし、もっともっとみんなに幸せと笑顔と色んなものを伝えられるように、もっともっと大きくなれるようにがんばります。本当に幸せなツアーでした!どうもありがとう」と笑顔を見せた。最後は手越の「せーの」の掛け声で、オーディエンスからの大きな「祐也」コールと共にツアーファイナルを締めくくった。
【セットリスト】
■DAY1:2月28日(水)
01. everlasting
02. SUPER SESSION
03. 御どれ踊れや己が苑
04. アダルトブルー
05. ラヴァゲラ
06. Lover
07. Venus Symphony
08. DoLLs
09. face to face
10. OVER YOU
11. Comfort Zone
12. Just Right
13. MAZE WORLD
14. ウインク
15. ドラキュラ
16. Gluttony
E1. LOVE SENSATION
E2. HONEYYY
E3. プロポーズ
E4. My Own Beat
■DAY2:2月29日(木)
01. everlasting
02. ARE U READY
03. Addict
04. Hello!!
05. LUV ME, LUV ME
06. HOTEL
07. Snow White
08. この手とその手
09. face to face
10. Lovin’U
11. MAKE ME ALIVE
12. MAZE WORLD
13. Gluttony
14. LOVE SENSATION
15. I’m coming
E1. Lover
E2. モガケ!
E3. OVER YOU
E4. アダルトブルー
E5. My Own Beat
この記事に関連するニュース
-
ベストスコアは78!手越祐也「共通の趣味を持ちたい」ゴルフを一緒に習い始めた“特別な女性”
週刊女性PRIME / 2024年4月25日 16時0分
-
Novel Core、初のアリーナ単独公演決定 1月に武道館単独公演“完全ソールドアウト”達成していた
モデルプレス / 2024年4月24日 11時3分
-
SixTONES、新たな試み連発ド派手ライブ・「音色」初パフォーマンス…“360°魅了”の初4大ドームツアー完走【「VVS」ライブレポート/セットリスト】
モデルプレス / 2024年4月23日 4時0分
-
EXILE TAKAHIRO「ゼップはやばいよ」 バンドスタイルでソロツアー初日公演
日刊スポーツ / 2024年4月17日 21時11分
-
手越祐也 新生活迎える人たちにエール「折れずにやり続けたら実って結果が出る日が来る」
東スポWEB / 2024年4月1日 19時17分
ランキング
-
1中森明菜の配信復活で注目されるもう一人の歌姫…ちあきなおみは“生ける伝説”に
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月27日 9時26分
-
2鈴木おさむ氏が明かす元SMAP稲垣吾郎事件の裏話 ピンチを救った中居正広のリーダー力
東スポWEB / 2024年4月27日 12時27分
-
3《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか
NEWSポストセブン / 2024年4月27日 11時0分
-
4現役韓国アイドルが日本でキャバ勤務発覚 事務所“怒り”…本人謝罪「お騒がせして申し訳ございません」
スポニチアネックス / 2024年4月27日 7時35分
-
5神田正輝、元妻松田聖子に突如自ら“衝撃言及”しスタジオ騒然
日刊スポーツ / 2024年4月27日 13時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください