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『仮面ライダーV3』宮内洋、76歳でヒーローショーに登場しアクション ダブルタイフーンを腰に巻き「変身、ブイスリャー!」

ORICON NEWS / 2024年3月29日 14時29分

76歳でヒーローショーに登場しアクションを披露した宮内洋 (C)ORICON NewS inc.

 『仮面ライダーV3』(1973年)の仮面ライダーV3/風見志郎役で知られる俳優の宮内洋(76)が29日、埼玉・ところざわサクラタウンで行われた『生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展』埼玉会場のオープニングセレモニーに登壇した。

【動画】仮面ライダーV3・宮内洋がサプライズ登場!高岩成二と圧巻のヒーローショー

 会場では、埼玉スペシャルアンバサダーの“ミスター平成仮面ライダー”と呼ばれたスーツアクターの高岩成二と『仮面ライダーギーツ』(2022年)で仮面ライダーハクビ/桜井沙羅役を演じた志田音々が登場。和やかにイベントが始まるかと思いきや、突如、ショッカーと死神博士が現れた。

 高岩が戦っていたが、志田を人質に取られてしまい大ピンチに。志田の「助けて!仮面ライダー!」の声が響くと、偉大な先輩が助太刀に登場。サプライズゲストの宮内が姿を見せると会場には大歓声が響いた。アクションもたっぷり披露した。



 さらに、宮内の腰には変身ベルトのダブルタイフーンが。「正義というものは不滅なんだよ。見せてやろう、風見志郎の変身を。変身、ブイスリャー」と仮面ライダーV3に変身。最後は仮面ライダーギーツも登場。V3とギーツ、高岩が力を合わせて死神博士をやっつけていた。

 幼少期は、V3が憧れのヒーローだったという高岩は「今もカッコいいです。一緒に共演できてうれしいです」と笑顔。一足早く会場をめぐった宮内は「さすが東映ですね。全部そろってる」と驚きながらも「ハリケーンがなかった。東京展にはあったのに」と自身のバイクがなかったことにボヤキも。昨年50周年を迎えた『仮面ライダーV3』。宮内は「50年前の風見志郎と、今の風見志郎は50歳、歳が違うんです」と小ボケを入れて笑わせながらも感慨深げだった。最後に宮内は「ライダー展を見に来いよ!」と呼びかけていた。

 仮面ライダーV3は、悪の秘密結社「デストロン」の魔の手に落ち、重傷を負った風見志郎を救うため、仮面ライダー1号と仮面ライダー2号が改造手術を行い改造人間となった。「技の1号」の異名を持つ1号、「力の2号」の異名を持つ2号、その両方の特性を受け継ぐ戦士で「力と技のV3」と呼ばれることもあり、常人をはるかに超える身体能力と変幻自在な技を操る。

 『THE 仮面ライダー展』は、昭和・平成・令和と3つの時代を生きた「仮面ライダー」の魅力をさまざまな角度から紹介し、「来場者一人一人の“あの頃”を思い出してほしい!」という思いが詰まった記念展。埼玉会場は、東京会場以来、約1年3ヶ月ぶりの首都圏での開催となる。期間は、あす30日から5月6日まで。

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