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星野源、療養前後で読んだ“3冊の本” 衝撃のデビュー作に触れ「生きていてよかったって思った」

ORICON NEWS / 2024年4月3日 1時23分

星野源【撮影:KOBA】 (C)ORICON NewS inc.

 音楽家で俳優の星野源が、2日深夜放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』(毎週火曜 深1:00)に生出演。先週3月26日深夜放送回を体調不良により休演していたが、復帰を果たした。冒頭のトークでは、療養前後に読んでいた書籍について語っていった。

【動画】星野源が衝撃を受けた『ここはすべての夜明けまえ』PV

 間宮改衣氏による『ここはすべての夜明けまえ』について、星野は「デビュー作らしいのですが、僕は何気なく気になるなと思って読んでみた。具合が悪く、ちょっと前に読めたんですけど、すごかったんですよ。本当に何の前情報もなく読んでほしいので、ただただ語彙がない人に化してしまうのですが、すげーものを読んだっていう。いろんなものから影響を受けていると思うのですが、その人の判断基準とかが外側にあるんじゃなくて、作った人の中にちゃんとあって。すごく平たく言うと、センスっていうことだと思うんですけど、みちみちに詰まったものが本で出てきた時の喜びというか。本当に読んでいて、生きていてよかったって思ったんです」と熱弁。



 続けて「こういうのに触れるために、頑張って生きているんじゃないかって思えるくらい、すごく大好きな作品になって、忘れられないなと。ダイレクトに世界を浴びた感じだったので。詳しい方が読んだら、違う感想になるかもしれないのですが、非常にすばらしい体験をさせてもらいました」とかみしめるように語った。

 上出遼平氏による『ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方』にも触れ「ビジネス本というような形で出ていて、驚愕するような内容。すごく面白く読ませていただきました」と賛辞。澤村伊智氏の『怪談小説という名の小説怪談』も紹介し「臨場感をもって恐怖を感じられる。ホラー作品って、窮地に追い詰められたりする。安全圏にいながら読めるんですけど、体の具合が悪いということもあって、没入感がすごい。めちゃくちゃおもしろくて、短編全部アイデアがあってすごいなと。驚いて楽しくなっちゃって怖いみたいな、いろんな感情が出てきて、すごく元気をもらえました」と呼びかけていた。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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