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鹿児島県志布志市、ふるさと納税返礼品に不適切表示 2017年5月から今年1月まで563件送付

ORICON NEWS / 2024年4月22日 17時47分

鹿児島県志布志市が公式サイトでふるさと納税返礼品の不適正表示を謝罪

 鹿児島県志布志市は22日、公式サイトにて、同市へのふるさと納税の返礼品の一部に産地及び品種などについて不適正な表示があったと発表した。

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 同市は、「ふるさと納税返礼品の提供事業者である『株式会社蓬の郷』が、返礼品の一部を、市独自の調達基準を満たさない宮崎県の事業者である『谷川食品』から調達しており、その『谷川食品』が、産地及び品種を偽って納品していたことが判明したものであります」と報告。また、「株式会社蓬の郷は『牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(牛トレーサビリティー法)』に基づく、牛の個体識別番号の表示及び帳簿による管理を怠っていたことも判明しました」とした。



 不適正表示があった返礼品は『絶品★極上カットうなぎ×黒豚しゃぶ肉』『鹿児島自慢3点セットうなぎ・黒毛和牛サーロインステーキ・黒豚肩ロース』『鹿児島自慢3点セットうなぎ・黒毛和牛しゃぶ肉・黒豚しゃぶ肉』など31点。2017年5月17日から2024年1月27日までに発送され、寄付者数は501人、送付件数が563件。

 これらを受けて同市は、「今回の事案は、これまで培ってまいりました、本市のふるさと納税返礼品への信頼を大きく損ね、ふるさと納税事業の運営に支障を来すのみではなく、ふるさと納税制度そのもの、ひいては食品産業全体への信頼を揺るがしかねないものでありますので、当事者に対しましては、厳正に対処してまいりたいと考えております」とし、「市は、今回の事案を真摯に受け止めまして、再発防止の取組はもちろんのこととしまして、全国の寄附者の皆様及び消費者の皆様からの信頼の回復、並びに本市特産品の更なる魅力向上及び安全・安心な特産品のブランド力の向上を図ってまいります」とコメント。

 あわせて「ご寄附をいただきました皆様をはじめ、関係者の皆様には、多大なるご迷惑及びご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 また、同市は同日、「志布志市蓬の郷ふれあい交流センターにおいて提供しました料理の不適正表示」についても発表。「同施設の指定管理者である『株式会社蓬の郷』に、取引先の一つである宮崎県の『谷川食品』が、他県産ブランド豚を『鹿児島県産黒豚』と偽って納品していたことが原因で、黒豚使用とメニューに標記(原文ママ)していました一部の料理において、意図せず黒豚ではない豚肉を使用し提供していたものです」と報告。

「同施設の指定管理者である『株式会社蓬の郷』と共に、再発防止及び信頼回復に向けた取り組みを確実に実施してまいります。同施設を利用していだいた皆様をはじめ関係者の皆様には、多大なるご迷惑及びご心配をおかけすることとなり深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

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