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サカナクション山口一郎、うつ病と向き合った2年間 NHKで特番「世の中に伝えていければ」【コメント全文】

ORICON NEWS / 2024年4月26日 16時46分

『山口一郎“うつ”と生きる~サカナクション 復活への日々~』の模様(C)NHK

 NHKスペシャル『山口一郎“うつ”と生きる~サカナクション 復活への日々~』が、5月5日に放送される(後9:00)。

【番組カット】インタビューに応じて思いを伝える山口一郎

 2024年1月。サカナクション・山口一郎のソロツアーの最終日。衝撃的な告白に、8000人の観客は静まりかえった。「僕が患った病気はうつ病です。この2年間、すごく苦しくてあがいていました」。

 山口がうつ病と診断されたのは、2022年6月。発症の大きな原因は、パンデミックだった。“不要不急”のものとされ、仕事を失った音楽業界の仲間を救おうと、基金の設立に動くなど、自分にできることは何か、模索を続けた。そしてパンデミックの出口が見え始めた時、心と体が悲鳴を上げたのだった。



 今も症状は、一進一退を繰り返している。しかし、この春サカナクションを率い、2年ぶりの全国ツアーに挑んだ。「うつ病を抱えている自分だからこそ、新しい音楽世界を作れるはず」という決意である。日本では、15人に1人がうつ病を抱えていると言われる。うつとともに生き、歌い続ける姿は、今を生きる私たち自身の物語でもある。

■山口一郎コメント
僕は2年間ずっとこの病気と向き合ってきました。この病気の難しさ、苦しさを少しでも多くの人にわかってもらいたい。この病気で苦しむ人を少しでも理解してもらいたい。人前に出ることが職分である一人のミュージシャンとして、この病気のことを世の中に伝えていければと思っております。

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