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大鶴義丹、舞台中で父・唐十郎さん看取れず「最期まで粋な演出だった」 弔いの誓い「芝居をやっていく」

ORICON NEWS / 2024年5月5日 17時39分

大鶴義丹 (C)ORICON NewS inc.

 劇作家・演出家・俳優として活躍した唐十郎さん(享年84)が4日に死去したことを受け、長男で俳優の大鶴義丹(55)が5日、都内で囲み取材に応じた。

【写真】大鶴義丹の父・唐十郎さん

 大鶴は「きのうの初日が終わった時間に父が亡くなりました」と報告。「役者は親の死に目に会えないと言いますが、『絶対に芝居を完結しなきゃいけないんだよ』って父の死をもって教えてくれたように感じました。最期まで粋な演出をするなと。最後の最後まで演劇人だった」と語った。

 そして「若いときは親父越えてやろうと思っていましたが、戦うものではないなと」と話した大鶴。「1人の役者が一生でやりきれないぐらいの戯曲を残してくれた。それは宝物です」と感謝し、「若いときは親父越えてやろうと思っていましたが、戦うものではないなと。1番の弔いは芝居をやっていくこと」と誓った。



 唐さんが主宰を務める劇団『唐組』は、公式サイトを通じて「劇団唐組主宰の唐十郎(本名:大鶴義英オオツルヨシヒデ 1940年2月11日生まれ)が5月4日21時01分に(右)急性硬膜下血腫で永眠致しました。5月1日午前中に自宅で転倒し、中野区内病院に緊急搬送されました。享年84才でした」と報告。通夜、葬儀は近親者のみで執り行う予定で、唐組春公演は予定通り行われるという。

 唐さんは、1940年2月11日生まれ、東京都出身。1963年、劇団・シチュエーションの会(状況劇場)を旗揚げした。83年には『佐川君からの手紙』で『第88回芥川賞』を受賞。89年、劇団・唐組を旗揚げし、06年には『第13回読売演劇大賞』芸術栄誉賞、『明治大学特別功労賞』を受賞した。

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