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『ふてほど』で注目の河合優実、実話をもとにした壮絶人生演じる「自分の糧にきっとなる」

ORICON NEWS / 2024年5月8日 19時25分

映画で壮絶人生演じた河合優実 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の河合優実(23)が8日、都内で行われた映画『あんのこと』(6月7日公開)完成披露舞台あいさつに登壇した。佐藤二朗(55)、稲垣吾郎(50)、入江悠監督(44)とともに、この主演作にかける思いを語った。

【写真】河合優実の話を真剣に聞く稲垣吾郎&佐藤二朗

 本作は2020年6月に新聞に掲載された「少女の壮絶な人生をつづった記事」に着想を得て描く、実話をもとにした衝撃の人間ドラマ。『ビジランテ』や『ギャングース』の入江監督がメガホンを取り、河合が主演を務める。そして杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤が、2人を取材するジャーナリスト・桐野を稲垣が演じる。

 河合は、今年3月29日に最終回を迎えたTBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』に1986年から2024年の現代へタイムスリップした“昭和のおじさん”小川市郎(阿部サダヲ)の娘・小川純子役で出演。第1話から“コンプラ違反”の過激なセリフでインパクトを残し、徐々に人間味が増してくる純子とコメディー感を両立させる演技力に加え、「聖子ちゃんカット似合う」「スケバン姿が馴じんでる」とビジュアル面でも話題を呼んだ。



 本作では、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、10代半ばから売春を強いられる過酷な人生を送ってきたが、そんな底辺から抜け出そうともがく少女・杏を演じた河合。「実話ということで、とても強い気持ちじゃないとできないなと思っていた。脚本を読んだ時に入江さんも覚悟を持って書いた脚本なんだろうなという気持ちを受け取って、どこまでも真剣に、誠実にやるということに最後まで徹していました」と覚悟を持って演じたという。

 稲垣も同作の脚本に「胸が張り裂けそうな思いで、衝撃でした」といい「あんちゃんの心の叫びを届けたいという思いで演じていた。急に絶望してしまうことって誰しも人間ならあると思うんです。それを救ってくれる、手を差し伸べてあげられる社会を作っていかなければとつくづく思いました」と思いを語った。

 また河合は同役について「これまでも、これからも特別な役。そんな役を経験できたのはすごく大きかったし、この役をやったことがこの先絶対自分の糧になると思うし、支えになると思う」と心に残る作品になったことを明かした。

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